2011年5月3日火曜日

インド高速増殖炉6基の導入を決定

高速増殖炉はいまだ世界中で実用に成功した例がありません。
日本には茨城県の「常陽」と、福井県の「もんじゅ」の2基の高速増殖炉があります。
このうち「常陽」は事故を起こして停止中です。

「もんじゅ」はナトリウム漏れの事故を起こし10年以上停止状態でしたが、その後、試験運転を再開。しかし、再度事故を起こし炉内中継装置が原子炉内に落下。これまで20回以上引き上げを試みましたがすべて失敗しています。今は運転も廃炉もできず1wも発電しないまま年間500億円を浪費し続けています。今後の見通しもまったくたっていません。ちなみに責任者は自殺しています。

ヨーロッパもアメリカも事実上撤退しています。
それなのに。

インドは来年末までに同国初の国産高速増殖炉の建設を完了し、2023年までに6基を追加する計画だ。同国は経済成長の原動力となる新たなエネルギー源の確保を目指している。
どうかしています。
2ちゃんねるでは、名前はシヴァで決まりだなと言われていました。
(シヴァはインドの神様で破壊の神です。)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aUtljI8QyDLw

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