2018年6月20日水曜日

書評 史上最強の人生戦略マニュアル フィリップ・マグロー 勝間和代訳 

この本、ほんと最悪です。

誰かがブログか何かでめちゃくちゃ褒めてたので中古で1円で買いましたが糞でした。
やはり資本主義はある程度機能してますね。

糞は中古価格も1円になるんです。

編集者はいないのかと思いますよ。

長文駄文の連続です。

人生戦略を知らないがために不幸な人生を送った人たちのことが延々と描かれています。

「ジェニーは人生戦略をしらないため大変な人生を送った」というかんじで実在してるかもわからない適当な人の話を列挙しているだけです。

ではそこまでいう人生戦略とは何なのかというとわかりません。

ずっと「人生戦略を知らないためかわいそうなジョンは死んでしまった」とかいう話が続いていて、いつの間にか「この本で学んだ人生戦略を使ってよい人生を送ろう」と書かれています。

その人生戦略がどこに書いてあるかを調べる気になりません。

文章がとにかく読みにくいです。

抽象名詞を羅列してきます。
AまたはBまたはCという感じです。

「怒りあるいは自分で自分を理解していないという不安感あるいは緊張からくるとまどい」とか。

さらに「そのような」「このような」「さきほどのように」という指示代名詞も大量に出てきます。

「そのような行動がこのような悲惨な状況を生みだしたということはさきほどのことからも明らかです。」とか。

どのことだよ!!

こんな駄文が400ページ以上あるのです。

この作者のフィリップ・マグローはおそらく1ページいくらの契約で本を書いたのでしょう。無駄な修飾子、類似した抽象名詞が羅列された長文が多いのは「1ページ5千円だからもっと文字数を増やさないと」と考えながら書いたからでしょう。

この本に興味を持った人にいいたいのは絶対に読むなということです。
読むだけ時間の無駄になるでしょう。





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