2010年7月2日金曜日

【オススメ!】最高の本とは

小説「赤毛のアン」(新潮文庫 村岡花子訳)をいまだに読んだことがないという人は、
今すぐ本屋へ行って仕入れてくるべきである。

この本は本ではない。
紙とインクでできた黄金である。

人類史上、ほかに類を見ない最高傑作である。
このほかの書籍はこの本の1ページにも値しない。

ユーモア、人生の秘訣、人間の美しさすべてが
すさまじい完成度と密度で詰め込まれているのです。

私がこの本をはじめて知ったのは20歳のころですが、
10年以上経つ今でもその考えに一切変わりはありません。

赤毛のアンは全10冊のシリーズですが、
シリーズの中で品質の劣化はほとんどありません。

真珠の首飾りのように、一つ一つの章が宝石のような品質で、
それが次から次へとはずれがなく連なっているのです。

絶対に読んで損はありません。
私を信じて今すぐ本屋さんへ。

appleについての考察

appleについての面白い考察を読みました。
appleはここ10年同じことをしているというのです。
それは十分な機能のもののインターフェイスを簡略化すること。
その象徴がiPhoneであり、iPadなのだそうです。

自分はappleはデザインにこだわったおしゃれな製品により
差別化を図っていると考えていました。
ブランド化というやつですね。

簡略化がビジネスになるというのはひとつのヒントですね。
情報過多でどれが最善か検討すること自体に多大なコストがかかるなら
最初から選択肢を限定してくれるだけで助かりますからね。

このブログもどれくらいのアクセスがあるのか見てみたいんですが、
googleのレポートはわかりにくい!

アメーバブログのほうが人気あるもの納得です。

2010年7月1日木曜日

竹熊健太郎のブログは読む価値がない

竹熊健太郎をご存知だろうか?
昔、相原コージと「サルでもかけるまんが教室」というマンガを企画したやつだ。
この本は結構面白くて2巻までは買った覚えがある。

今日、たまたまその竹熊健太郎のブログを見つけた。
ライター業や同人雑誌の発行などをしているらしい。

この竹熊健太郎のブログを観て思ったのは、
読む価値がまったくないということだった。

こいつは自らの収入の手段としてブログを書いている。
いたるところに自分の同人雑誌のプロモーションが書かれているのだ。

自分の父親とのやり取りなども書いているが、
これも書籍化するためのネタとして書いてると思われる。

つまり、こいつの文章のすべてが「金をくれ金をくれ」と書いてあるように見えて、
とても読む気になれないのだ。

こんなブログでも1日に1万六千アクセスあるというのだからあきれる。
それだけの人が不良コンテンツに時間や金を搾取されているということになる。

私のブログのほうがはるかに優れた内容だと思う。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版破の感想 

ついに観ましたよ。
エヴァ破。

点数をつけるなら0点です。
マジでクソでしょ?

この監督才能ないです。

評判をみると私みたいな感想のひとはすくないみたいで、概ね好評のようですが。
さて、では何がどうだめなのか徹底的にぶった切っていきましょう。

まず、作画が異様に低レベルです。
ミサトは鼻がでかすぎでやたらふけてます。
ゲンドウはカットによっては異様に目がつぶらです。
作画が安定せず、いちいち違和感を感じます。

つぎに、結局はオリジナルの焼きまわしということがあげられます。
空から落ちてくる使徒や、最後のやたら強い使徒はそのまんまテレビと一緒です。
今回は金をかけてある分いろいろ変形するのですが、
テレビ版を劣化させる効果しかありませんでした。
才能がない人間が金に任せていじり倒したという感じです。

今回はトウジのかわりにアスカが3号機に乗ります。
ですが、ストーリー自体はオリジナルのままです。
「エントリープラグを壊さないように3号機を倒せば、パイロットを助けることができるだろ?」
10年前に誰もが考えたことですが、いまだにシンジは10年前と同じことを繰り返し、
ダミーシステムに切り替えられて、エントリープラグまで破壊することになります。
「え?ここ、なんのひねりもなしですか?」
こんなの興味を持ってみろっていうほうが無理でしょう。
あきれました。

テレビ版では何度も迫りくる使徒を水際でせき止めてきたから、
指令本部まで進入してきた最強の使途のシーンが際立ったのですが、
今回はそれだけの積み重ねがないので、正直、軽すぎて「才能ないオーラ」がほとばしりでていて、
観てていらいらして仕方ありませんでした。

尺がないんじゃないですよね。上映時間の中に退屈で退屈でどうしようもない時間は大量にあり、
何度も時計をみましたからね。
ま要するに才能がないってことでしょう。

たとえば梶が赤木リツコに会うシーンですが、
梶の手がなにげにリツコの白衣の下にもぐりこんでいます。
この二人の肉体関係を示唆していると思うのですが、
これが今後のストーリに影響することはないでしょう。
何でこんなクソみたいなとこにへんなエネルギーつかってるのか不明です。

3台のコンピュータのある司令本部にはホログラフのような地形図が表示されていますが、
なにかあると「警告」とか「緊急」とかいうミニウィンドウが多数ポンポンと開くのですが、
自分はそれも不快でした。どうでもいいクソみたいなとこばかりにこだわって手間をかけて、
中身はスカスカだったからです。

最後の流れも最悪です。

初号機がサードインパクトを起こしたところで終わるわけですよね。
リツコが「サードインパクトの始まりよ」といってスタッフロールになるわけです。
ところがスタッフロールあけにカヲルが投げたロンギンヌスの槍が初号機にささって終わります。
サードインパクトが凍結されたってことですよね。

ここらへんはもう頭がおかしいとしか思えません。
サードインパクトが始まるでいいじゃないですか?次回作への引きとして。
引きを作っておいたのに、さいごにもうひとひねりとしてその引きをだいなしにするなんて、
製作者自身の頭の中が整理されていないことを意味していると思います。

エロを入れときゃいいんだろといわんばかりに無意味にエロを織り交ぜてるし、
本当にどうしようもないクソ作品でした。