2012年8月12日日曜日

自分が何を買うかを自分でコントロールできない人たち

ずいぶん過激なタイトルですが、こういう人たちがいるのは事実でしょう。
コレクター的性質ともいえます。

たとえば漫画本です。
一冊買うと全部集めないと気がすまないわけです。
これは理解できる人も多いのではないでしょうか?

ここで出版社の視点にたってみましょう。
出版社の目的は「買わせること」なんです。
本が売れるから利益が生まれますからね。
ぶっちゃければ買ってくれるなら読まれなくてもいいわけです。

もし自分が漫画家だったとして面白い話を毎回作れると思えますか?
おそらくネタに詰まって苦しむのではないでしょうか?

スタージョンの法則といいましてすべてのコンテンツの90%はクソです。
このブログの記事もおそらく90%はクソです。
つまり10冊の本があったら9冊はクソなんです。

そうだとしたら全部揃えるって行為がナンセンスに思えませんか?
揃えるっていうことは自分に選択権がないんですよ。
出版社が発行したら盲目的に買うわけですから選択権は出版社が持っているのです。

この事実を認識できているかどうかだけでもぜんぜん違うと思います。
この巻にいいエピソードがあるからこの巻だけ買うという選択もできるようになると思います。

漫画をたとえに出しましたが、これは他の商品にも当てはまると思います。

人の消費心理を理解して賢い消費者になりましょうね!

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