2011年5月16日月曜日

犬を置いて避難した飼い主「俺は責任とって死ぬ」

福島の避難地区の人にはペットを連れてこれず置き去りにしてきた人も多い。
「犬猫救済の輪」という団体はそういったペットを救出している。
回収したペットは有志が里親が決まるまで保護していて、熊吉さんはその有志のひとりだ。

熊吉さんが預かった犬の本来の飼い主が見つかったときのエピソードを紹介したい。

助けられた犬はパンダという。

飼い主のかたは涙声で、
3月11日から 4月21日までに11回えさをやりに行っていました。
21日連れて出ようと思ったけれど 全部は無理1匹だけ連れて行くことも出来ず
泣く泣く置いてきたんです。でも お父さんが 俺は間違った判断をした
犬1匹助けられないで 俺は責任を取って死ぬと言い出して・・・・・
パンダが見つかったことで お父さんの命も助けてもらいました。
と語ったという。

自分はこれを読んで犬のために責任を取って死ぬとまでいう福島の人の素朴さに感動した。
状況が状況だけに判断が難しい部分もある。
この飼い主の方は責任とって死ぬ必要なんてない。
責任を取って死ぬべき人間は東電と政府にたくさんいると思う。

↓熊吉さんのページ
http://blogs.yahoo.co.jp/kumakitiji/63195387.html

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