2010年5月1日土曜日
最も怖いホラーゲーム
「零」というのはテクモから発売されたPS2向けのホラーゲームです。
「バイオハザード」がゾンビなら、「零」は幽霊と戦うゲームです。
幽霊とはカメラで戦うことになります。
霊を封じる特殊なカメラで霊を撮影することによって霊にダメージを与えることができます。
カメラを構えるとファインダー越しの視点になるので、死角が多くてかなり怖いです。
しかも敵は霊体なので壁などを通り越してくるため気が抜けません。
ファインダー視点で探しても見つからないので、カメラを下ろすと、すぐ真後ろにいたりするのです。
怖さで言えば、最高レベルじゃないでしょうか?
バイオを超えていると思います。
初めてプレイしたときは、回復アイテムの少なさに
「このゲーム、絶対バランス間違えている」と思いました。
ところが、いったんクリアして2週目をプレイしてみると、
ちゃんと十分な量の回復アイテムが配置されていることに気がつきました。
つまり「恐怖心」によって体感難易度が増幅していたんですね。
画面の隅にランプが表示されていて、物語を進めるヒントがある場所に来ると青く光り、
敵が出てくると赤く光るのですが、このランプが赤く光ったときのあのゾッとする感じは
とても言葉で表すことができません。
このゲーム怖いだけではありません。
悲しくも美しいストーリーも魅力のひとつなのです。
エンディングを迎えた後の物悲しい余韻は独特のものがあります。
私はオリジナルと「零 -赤い蝶-」の2作品をプレイしました。
この赤い蝶がまた怖さのポイントをよくつかんでいるんです。
赤い蝶では姉妹が話の中心になります。
プレイヤーは妹を操作して、呪われた村から脱出を試みるのですが、
お姉ちゃんが途中でふらふらといなくなってしまうんですね。
まるで、何かにとりつかれたように。。。
そのためプレイヤーはお姉ちゃんを心配しながらプレイことになるわけで、
これは自分だけを守るようにプレイするより、かなりプレッシャーがかかります。
プレイヤー心理を読みきったうまい演出だと思います。
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