2010年8月24日「東京ゴッドファーザーズ」「パプリカ」の今敏監督が亡くなった。 46歳。 あまりに突然だし、何をどう考えも亡くなるなんて予想もできなかった。
監督の作品は千年女優、妄想代理人などから見ています。 妄想代理人の公式サイトには作品製作の状況がこまごまと描写されていて、自分もスタッフの一員として様々な課題に取り組んでいるような気さえしてきます。
たとえば、絵の枚数を減らすために電話でしゃべるシーンは電話で口が隠れるように書くだとか、車を運転するシーンについては背景を書くのが大変なので、高速道を走っていることにして背景を高い塀にしてループさせて解決したなどのエピソードが描かれています。
「どうだ。こういう貧乏くさいアイデアならいくらでも出るぞ。がはは。」という記述に親しみを覚えない人はいないでしょう。
次回作の製作途中ということでさぞご無念だったろうと思います。
今監督、今までお疲れ様でした。 ご冥福をお祈りいたします。
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