昔こんな話を聞いたことがある。
パイプ状の電柱を採用した地域があった。
じきに問題が発覚した。
中が空洞のために鳥が中に入ってしまうのだ。
鳥が飛ぶのに十分なスペースはないので鳥は出られなくて死んでしまう。
この問題を解消するためにいくらかかるか試算するととんでもない金額になった。
その金額を支出するか鳥を見殺しにするか。
日本の役所的な姿勢で取り組んだらこの2択しかなかっただろう。
実際にどうなったかというと、プラスチック製のキャップをつくり、
年に一回の点検時に作業員がそのキャップをかぶせていくことで、はるかに安く対処できたのだ。
簡単に言えば、企業の成功はこういうところにかかっていると思う。
知恵を絞って、いかに安い原価で成果を出せるか。
ちょっと前にJALのCAが年収一千万以上じゃないと結婚は無理。
特に贅沢はしないけど、それくらいは必要。
というようなことを言っていてたたかれていたが、それは当然だろう。
一千万ないと生活できないということは「自分は馬鹿です。」といっているのと同じだ。
もっと少ない生活費で快適に暮らすことは十分できるはず。
こんな意識の人間をやとっているんだもん。そりゃつぶれるよ。
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