2010年5月26日水曜日

天下り官僚は死んでいい 自民党議員もね!

380兆円という額の特別会計は、
様々な形に姿を変えて、天下り先の特殊法人
独立行政法人公益法人などに流れている。

この特別会計の闇に初めて斬り込んでいった
政治家が石井議員だった。

石井議員は天下り会社が約3000社もあることを突き止め、
殺害される直前には
「これが表沙汰になったら政界がひっくり返る」
という重大資料を作成していた。
そして国会で質問しようとしたその矢先に自宅の駐車場で殺害された。

その際、石井議員の左手中指が外側から切断されており、
また石井議員の鞄の中身が空っぽだったことから、
犯人は書類を奪う為に指を切断したと考えられる。
消えた書類はまだ発見されていない。

後日、右翼の人間が自首し無期懲役となったが、
この犯人は黒幕がいることをほのめかしている。

現職の衆議院議員が国会の会期中に刺殺されるという前代未聞のテロ。

本来なら殺害された10月25日は「今年もこの日がやってきました」と
毎年マスコミが事件を振り返ってしかるべき。
ところが8年を経た今も真相は闇に包まれているし、
政界もマスコミも、まるで石井紘基といった人物などこの世に存在しなかったかのような
沈黙している。

ようやく、様々な天下り受け皿法人のデタラメな実態が明らかになってきた。
事業の丸投げ、競争のない独占契約、ほとんどの公益法人で天下り役人が
年間2千万円という庶民感覚とかけ離れた役員報酬を貰っていること…。

前から運転免許証の更新代が高いと思ってた交通安全協会の不透明さ
職員より役員の方が多い。職員29人、役員48人。
常任役員は全員警察庁OBで役員報酬は理事長2千万、専務理事1700万。)

また宝くじについても驚きの事実がわかった。
宝くじの売上げ1兆円のうち、当選金にまわされるのは半分以下の4760億円で、
残りを総務相の天下りOBが食い物にし、年2千万円の高額給与、その何倍もの退職金、
首相官邸の隣という家賃1億8千万の事務所(職員15人)などやりたい放題である。

石井議員が単独で特別会計の暗部に斬り込んだから見せしめにされたとしたら、
事業仕分けは大勢で動いているので安全だ。
仕分け人は石井議員の仇討ちの意味も込めて、これからも頑張って欲しい。
事業仕分けの対象になったのは、6600事業のうちたったの70事業だけ。

まだ100倍近く天下りの温床が残っている。

政権交代がなければ、その腐敗ぶりに光が当たることもなかっただろう。

自民は官僚と癒着し国家予算を食い物にし続けてきたのだ。
仮に子供手当てで外国人へのばら撒きがあったとしても、
この天下りの浪費額には遠く及ばないだろう。

生活苦から強盗をするような人は、せっかく強盗するなら自民党議員や天下り官僚やその一族を標的にするべきである。彼らこそがその苦しみの根源なのだから。

2010年5月22日土曜日

ユナイテッド93

だいぶ前に「ユナイテッド93」というどうしようもないクソ映画を見てしまいました。

これは911のテロの際に、なにもない平野に墜落したユナイテッド93号機をモチーフした、
プロバガンダ映画です。

プロバガンダとは宣伝という意味です。

911のWTC倒壊がウォール街のユダヤ資本家による自作自演という認識は日本でも広がっています。

つまりアラブ系のテロリストなんて存在していなかったわけです。

莫大な資金と権力でテロ行為を演出し、その事実を隠蔽し、
あたかもテロリストが存在していたかのような嘘で塗り固めた映画をつくり、
金を取るとはユダヤ人はどこまで汚いのだろうかと思わずにはいられない。

2010年5月17日月曜日

宮崎の口蹄疫ひどいね

民主売国政策には本当にいらつきますね。

連中は韓中からいくらもらってるんでしょうか。
赤松の馬鹿のせいで、家畜のペストと言われる口蹄疫の感染が拡大。
すでに何万頭の家畜が殺処分されています。被害額は見当もつかないです。

プロゴルファーの横峯さくらさんはすごいですね。親があれなのに
そして、マスゴミはもはや救いがたいですね。
横峯さくら「口蹄疫を知っていますか」優勝スピーチで宮崎への応援を呼びかけるもTBSはカット

2010年5月9日日曜日

松本人志がかわいそう

松本人志さんがラジオ番組で宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」についての
感想を話している動画を見ました。


松本さんの感想は「結論から言うと面白くない」とのことです。
でも一応気を遣って、
「あの人はあの人なりの理屈があってやっているんだろうけれど、めちゃくちゃですよ。」
「わざとですよ。もうちょっとましにできたのをあえてしていないんですよ。」
「子供向けなので、意図的にシーンとして面白いものを優先して、つじつまはあわせていないんです。」
と言ってました。

私はそれを聞いてかわいそうで仕方なかったです。
はっきり言って「もののけ姫」以降のジブリ作品はクソです。
ウンコ映画を垂れ流して金をむしりとる詐欺師スタジオです。

金を払った時点で被害者です。
ラジオで松本さんの話し相手をしていた高須さんは率直に
同じ子供向けでも、トトロとかは面白かったけどなぁ」といっていましたが、
その不満ももっともです。

そんなクソ映画にたいしても、「自分はあんな仕事はできないけど」と言いながらも、
フォローしている松ちゃんは優しいですね。

あ、ちなみに私はポニョ見てないですよ。
見る気もないです。
だって、見なくてもクソだってわかるんですもん。
ポニョを見た全ての人がかわいそうです。

2010年5月8日土曜日

すばらしき哉 人生

すばらしき哉 人生」はすばらしい映画です。

 主人公は住宅ローンの会社を経営しています。 ところが社員が会社の小切手を紛失してしまいます。 その小切手の金額は大金で、主人公は自殺を考えます。 そこへ中年のおっさんが現れます。 そのおっさんは「自分は天使だ。あなたがいない世界を見せよう」といいます。

主人公は心が正しい人間で、今までにいろいろなよい行いをしてきました。 例えば、池で遊んでいるときに弟が池に落ちたのを助けましたし、 バイト先の薬局で店主が薬の配合を間違えたのに気づき知らせました。

 おっさんに連れてこられた世界は主人公がいない世界です。 弟は子供のときに池でおぼれてなくなっていてすでにいません。 薬局の店主は薬品のミスで刑務所に入っていました。 また、主人公の住宅ローン会社は存在しないため、 街の人々はほとんど借家住まいで、毎月高い家賃を支払って生活が苦しくなっていました。 そしてごく一部の不動産王は巻き上げた家賃をもとに 歓楽街をつくり街の治安は最悪になっていました。

結局、紛失した小切手が出てくることはありませんでしたが、 自分のしてきたことが無駄ではなかったことに気づいた 主人公は気を取り直して、人生に立ち向かうのでした。 なんと美しい話でしょう。 昔の映画なので、白黒ですが、 こんな美しいプロットの話はまずないと思います。

2010年5月6日木曜日

中国の毒野菜怖すぎ

http://hamusoku.com/archives/3117484.html

リンク先には下水に放り込まれているセロリの束の写真があります。
なんでも3時間ほど水につけて重量を増して、少しでも高値で販売するとか。
周囲には大量にゴミが浮いていています。

これまじですか?

やるにしてもなぜ普通の水でやらないのでしょうか?
下水から食用油をつくるとかいう話もネットでみましたが、そこまでいくと悪意すら感じます。

憧れのゲーム


憧れのゲームってないですか?

やってみたかったんだけど、プレイすることがなかったゲーム。
いくつかそういうゲームがあるんですよね。
結局プレイしていないんで、あまり詳しく語ることができないんですけどw

例えば自分の場合だと、タイトーの「影の伝説
あとアイレムの「R-TYPE
カプコンの「戦いの挽歌
あとテクモの「アルゴスの戦士

私たちが子供の頃はゲームカセットはほんとにたまに買ってもらえるものだったので、
友達との貸し借りがメインの流通手段でした。
それに伴い「貸したのに返ってこない」とかいうトラブルも結構多発してましたね。
そんな時代だったので、プレイしたいと思いながらも縁がなくて
プレイできなかったゲームというのが出てくるんですよね。

「アルゴスの戦士」はPS2で続編が出ていたので、これはクリアしましたが、
やはりあの横スクロールの元祖アルゴスの戦士もプレイしてみたいですね。

2010年5月4日火曜日

死んだ仲間のマッサージを続ける猫

死んだ仲間のマッサージを続ける猫 ←リンク
youtubeの動画だそうです。
死んだ仲間のそばで、マッサージを続け、そばを離れようとしないネコ。
音楽もあいまって泣かせます。

「けいおん」の律がジョジョファンだった

「けいおん」の律がジョジョファンだった ←リンク
人気アニメ「けいおん!」の田井中律がジョジョファンだったらしいです。
よくまぁ こんなところに気がつくものです。
誰も気づかない可能性もあるのに仕込んだスタッフもスタッフです。

2010年5月2日日曜日

【星4つ】秒速5センチメートル感想 新海誠作品


「秒速5センチメートル」は2007年に公開された新海誠監督のアニメーション映画です。
この映画は3話構成になっており、
一話目をwebで無料配信するという斬新なプロモーションを行っています。


新海監督はNHKのトップランナーという番組に出演したことがあります。

私はその番組を見て新海監督の人間性に大いに好感を持ちました。
非常に理性的で誠実な人柄がうかがえました。

この物語には世界の危機も人の命にかかわるような大事件もおきません。
ごくごく普通の平凡な出来事にフォーカスされています。こういう題材をきちんと作品として仕上げるというのは大変だと思います。作者自身の日常での観察の努力が求められるからです。
第一話「桜花抄」は主人公の貴樹が栃木に住む幼馴染の明里に
会いに行くという話です。貴樹は種子島に引っ越すことになっていて、 その前に明里に会っておきたかったのです。
その日は記録的な大雪に見舞われ、貴樹を乗せた電車は遅れに遅れます。

携帯のない時代なので、明里に連絡をすることもできず、焦燥感が貴樹を襲います。
このあたりで感情移入できない人はおそらく人格に問題があると思います。
誰でも共感できるプロットです。
第二話「コスモナウト」は種子島の女子高生、花苗の視点で描かれます。
東京から引っ越してきた貴樹に一目ぼれをして、その想い告げようとします。しかし、貴樹の心には誰かがいることに気づき、その想いをそのまま封印するのでした。

第三話「秒速5センチメートル」は時間も短くほとんど台詞はありません。

山崎まさよしの名曲「One More Chance ,One More Change」に載せた、
映像の断片で構成されます。
種子島と栃木という距離に引き裂かれた二人は文通などで連絡をとりますが、
だんだんと疎遠になっていきます。

社会人になった貴樹は明里への引きずったまま、満たされない日々をすごしています。
3年付き合った女性にも一切心を開くことはありませんでした。 憔悴しきった貴樹はついに会社を辞めてしまいます。 それに対して、明里は結婚がきまりました。当然相手は貴樹ではありません。 そしてある踏み切りで二人はすれ違います。追い求めていた明里の面影を見つけた貴樹は振り返ります。「あれは明里なのか?」通過する電車の向こうを凝視する貴樹。電車が通り過ぎると、そこには。。。
誰もいません。

貴樹は吹っ切れたように前を向いて歩き出します。
この誰もいなかったときの無味乾燥な感じは結構グッとものがあります。

新海監督はこの作品で何を伝えたかったのでしょうか?

それは「会えないせつなさ」だと思います。
トップランナーで監督は想いを寄せる女性にメールをしても返事が来ない
つらい気持ちを表現したいと話していました。


監督のずるいところはここですね。
メールの返事がこないのは明らかに相手に気がないからです。
それを相思相愛なのに会えないつらさに美化しています。


そのため、「そんなに好きなのに、全力で追いかけなかったのか?」というようなもっともなつっこみが生まれてしまうのです。

花苗のエピソードや3年付き合った女性のエピソードは

「もてなかったわけじゃない。そこそこもてたけど、明里じゃないとダメなんだ。」というような言い訳がましい感じがしてなりません。
また、第一話で明里とあった後に、キスをして小屋で一夜を明かしたというくだりがあるのですが、
ここに非常に違和感を感じました。中一でキスはないんじゃないでしょうか?
それに、小屋なんかに泊まったら両親が心配して警察に連絡します。
また背景は美しいのですが、人物のラインは結構雑でした。
そういった細かい点でいくつか残念な部分がありますが、
全体的にはクオリティの高い作品だと思います。

過去の恋愛をいつまでも引きずるというのは男性に特有の性質らしいので、
女性の目にはこの作品がどう映るのか気になりますね。

2010年5月1日土曜日

最も怖いホラーゲーム



」というのはテクモから発売されたPS2向けのホラーゲームです。
バイオハザード」がゾンビなら、「」は幽霊と戦うゲームです。

幽霊とはカメラで戦うことになります。
霊を封じる特殊なカメラで霊を撮影することによって霊にダメージを与えることができます。
カメラを構えるとファインダー越しの視点になるので、死角が多くてかなり怖いです。
しかも敵は霊体なので壁などを通り越してくるため気が抜けません。
ファインダー視点で探しても見つからないので、カメラを下ろすと、すぐ真後ろにいたりするのです。

怖さで言えば、最高レベルじゃないでしょうか?
バイオを超えていると思います。

初めてプレイしたときは、回復アイテムの少なさに
このゲーム、絶対バランス間違えている」と思いました。
ところが、いったんクリアして2週目をプレイしてみると、
ちゃんと十分な量の回復アイテムが配置されていることに気がつきました。
つまり「恐怖心」によって体感難易度が増幅していたんですね。

画面の隅にランプが表示されていて、物語を進めるヒントがある場所に来ると青く光り、
敵が出てくると赤く光るのですが、このランプが赤く光ったときのあのゾッとする感じ
とても言葉で表すことができません。

このゲーム怖いだけではありません。
悲しくも美しいストーリーも魅力のひとつなのです。
エンディングを迎えた後の物悲しい余韻は独特のものがあります。

私はオリジナルと「零 -赤い蝶-」の2作品をプレイしました。
この赤い蝶がまた怖さのポイントをよくつかんでいるんです。
赤い蝶では姉妹が話の中心になります。
プレイヤーは妹を操作して、呪われた村から脱出を試みるのですが、
お姉ちゃんが途中でふらふらといなくなってしまうんですね。
まるで、何かにとりつかれたように。。。
そのためプレイヤーはお姉ちゃんを心配しながらプレイことになるわけで、
これは自分だけを守るようにプレイするより、かなりプレッシャーがかかります。
プレイヤー心理を読みきったうまい演出だと思います。

文芸ジャンキー・パラダイス

[文芸ジャンキー・パラダイス]とはカジポン・マルコ・残月(42)さんが運営するサイトです。

 この世は芸術であふれ返っている!
 人間に他者への共感力があるからだ。
 芸術は人類が分かりあえる証拠!


国籍や人種が異なっていても、「素晴らしい」と感じる感情はみんな同じです。
私たちは何百年も前に作られた彫刻や楽曲に感動できるのですから、
今、同じ時間を生きる人間同士が分かり合えないはずはありません。

そんな思いによりほぼ毎日更新されているサイトがこの
文芸ジャンキー・パラダイス」なのです。

ネットって「広告収入目当ての中身のないスカスカなサイト」や、
不自然に何かを買わせようとするようなサイト」が多くてうんざりなんですが、
このサイトは違うんです。

主旨が一貫されていて、文章を読んでいて気持ちがいいです。
カジポンさんは本業がライターさんということで文章にもかなり気を遣われています。
誰が読んでも理解しやすいように何度も推敲を重ねているようです。
以前、誤字を見つけたので、その旨をメールでお知らせしたところ、
「ありがとうございます。アップ前に10回見直したのですが気がつきませんでした」
という返事をいただきました。

私のブラウザのスタートページはこのサイトに設定してあります。
今日は、毎日更新されている日記の中から一部をご紹介したいと思います。
生後半年のお子さんに関する内容です。


 今日で風ちゃんは生後6か月を迎えた。
 アッという間の半年という気もするし、まだやっ と半年かという気もする。
 後者の気持ちを特に感じる時は、彼が懸命に何かを伝えようと「あー」「うー」言ってる時。
 言葉さえ話せるようになったら、この子 が泣いてる時に、
 早くその原因を解決してあげられるのにって毎日思ってる。
 この“言葉さえ出せたら”“会話さえ出来たら”と感じている時に、
 テレビか ら悲しい事件や国際紛争のニュースが流れてくると、
 せっかく言葉という史上最強の超便利ツールを成長して手に入れたのに、
 「なんで大人たちはもっと目一杯 有効に使わないのかーッ!」て叫びたくなる。
 相手の言葉にじっくり耳を澄ませば、
 何を求めているのかが(100%ではないとしても)伝わってくるのに。
 風 ちゃんがもどかしそうに、そして懸命に声を出している姿から、
 そんなことを考える今日この頃デス。


どうですか?
心のそこから生まれてくる本当の感情に、心がほっこりしませんか?
ぜひ一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。

http://kajipon.sakura.ne.jp/

銀河鉄道999 その1


高校のとき友人がめちゃくちゃはまっていて、「貸してやる 貸してやる」と散々言っていたんのが
この「銀河鉄道999」です。
そしてある朝学校へ行くと、そいつがニコニコ笑顔でやってきて「入れておいだぞ!」と言いました。
何のことかわからず、机についてかばんの中身を机に入れようとしたところ、
ガツッと何かがつかえて入らないわけです。
中を見てみると「銀河鉄道999」の豪華版6冊がパンパンに詰まっていました。
それから3日間かけて私は「銀河鉄道999」全18巻を持って帰るハメになりました。
これが私と「銀河鉄道999」の出会いでした。

10才の少年、星野鉄郎が機械の体を手にいれるため、
謎の美女メーテルとともに銀河鉄道に乗って旅をする。。。

これが実にすばらしい!
無理やり教えてくれた友人に感謝です。
その中でも感動的なエピソード、コンバットモルモットのゼーダの話をご紹介したいと思います。

鉄郎とメーテルはとある惑星にたどり着き食事をとろうとします。
フォークとナイフを手に取ると、カーテンが自動的に開き、窓の外には戦争の風景が映し出されます。
「戦争映画をやってるのかい?」と鉄郎は驚きます。
そのとき、窓の外の兵士と目があったような気がします。

次の瞬間窓ガラスがわれ、その兵士が部屋に入ってきます。
「やい、俺たちが殺されるところ見て飯を食うのがそんなに楽しいか?」とその兵士が言います。
この兵士がゼーダです。
「ちがうよ。勝手にカーテンが開いたんだ。僕は驚いていただけだよ。」と鉄郎が言います。
この惑星では観光の目玉として戦争をショーにしていたのです。
「本当か?」
「・・・お前に見せたいものがある。無理にとは言わんが、来てくれないか?」とゼーダが言います。

自分のことを理解してほしいと考えた鉄郎はゼーダについていくことにします。
炎天下の中をしばらく歩くとゼーダが問いかけます。
「どうだ。そろそろへばってきたんじゃないか?」
「へばるもんか!へばったって、へばってないぞ」と鉄郎。
「お前はなかなか強情だな。実を言うと、俺はもうかなりへばっているんだよ」と笑うゼーダ。
・・ここがいいんですよね。ゼーダの外向けの仮面がはがれて素顔が見えたようで、
一気にゼーダが身近な存在になります。

やがて、夕方になります。
「なあ、鉄郎、夕焼けは好きか? ・・俺は嫌いだ。 夕方になると、明日の夕日が見られるか不安になるのさ。」
「明日の夕日なんて見られるに決まってるじゃないか?」鉄郎にはゼーダの言葉の意味がわかりません。

そして目的地にたどり着きます。
ゼーダが見せたかったものというのはうずたかく積まれた兵士たちの死体でした。
ショーのための戦争でも実際に多くの兵士が命が奪われていたのです。
彼らはコンバットモルモットと呼ばれ、その命の尊厳はほとんどなかったのです。
鉄郎はゼーダの「明日の夕日が見られないかもしれない」という言葉の意味を理解しました。

「鉄郎、俺たちはこんな政府をやっつけるためにクーデターの準備をしているんだ。
 お前がまたここに来るときには、違う星になっているはずだぜ。
 この星に来る奴の中に、お前みたいな奴もいるってことがわかってよかったよ。」とゼーダが言います。

銀河鉄道に戻った鉄郎はこの星で見たことをメーテルに話し、ゼーダたちの革命の成功を祈ります。
・・・ところが、そこでラジオから悲しいニュースが流れます。

「惑星ライフル・グレネードにてコンバットモルモットによるクーデターが発生しましたが
 当局により鎮圧されました。
 クーデターに参加したコンバットモルモットはすべて処刑されました。」

それを聞いた鉄郎の目からは涙が。。。
「メーテル、僕はもうこんな星には二度ときたくない。」
自分のことではめったに涙を流すことがない鉄郎だが、友のことでは涙もろいことをメーテルは知っている。。

うう。。号泣。。。
「俺はもうかなりへばっているんだよ」と笑いながら話すゼーダが忘れられません。

大長編ドラえもん


子供の頃、何が楽しみだったかというとそれは「大長編ドラえもん」をおいて他にありません。
朝、新聞のテレビ欄をみて2時間のドラえもんの枠を見つけると「わ、ドラえもんの映画だ!」と小躍りしたものです。
たまに2時間枠でも通常の10分程度のエピソードを2時間放送する「ドラえもんスペシャル」場合もあり、
そのときは「なんだ。普通の話か」とがっかりしたものです。

「えっ?ドラえもんの映画なんて面白くないじゃん」と考えている方いますか?
ひとくちにドラえもんの映画といっても品質にだいぶ差があると思います。
わたしが夢中になっていたのは第1作から第8作目までの8作品です。

「のび太の恐竜」
「のび太の大魔境」
「のび太の海底奇岩城」
「のび太の宇宙開拓史」
「のび太の魔界大冒険」
「のび太の小宇宙戦争」
「のび太の鉄人兵団」
「のび太の竜の騎士」

これ以降の作品はいまひとつ夢中になれませんでした。

もし最近のドラえもん映画しか見ていないという人がいたら、この初期の作品をぜひ見ていただきたいですね。
この8作品は他のドラ映画とは別格ですから!
最近、この初期ドラ映画のうち何作かがリメイクされましたが、
オリジナルに比べると明らかに劣化していると思います。

この初期ドラ映画は面白さのポイントをしっかり抑えていると思います。

ポイントひとつは、日常世界から冒険世界へのシームレスな導入です。
スーパーマンが悪党をやっつけても面白くもなんともないんです。
「スーパーマンなんだからなんでもできるでしょ?」と思ってしまいます。
ドラえもん映画の場合、普通の小学生の日常の中に冒険への入り口が用意されているのです。
この日常から非日常への移行がスムーズに臨場感を持って描かれているため
観客はあっという間に冒険の世界に入ってしまうのです。

次にジャイアンとスネ夫の協力があげられます。
通常のストーリではいじめっ子のジャイアンとスネ夫ですが、
巨大な悪の前では一緒に力を合わせて戦う仲間になります。
これがぐっとくるんですよ。

そして異世界の友人との友情。
のび太たちが冒険する世界は魔界だったり、宇宙の果ての惑星だったりするのですが、
その異世界の友人と友情を築くことになります。
中には「これは私たちの戦いです。あなたたちを巻き込むことはできません」と
絶望的な戦いに単独で臨もうとするキャラクタもいます。
当然、それを放っておくのび太ではありません。
お互いがお互いを思いやり力をあわせていく姿がいいんですよ。
中でも魔界大冒険の美夜子さんの人気が高いようです。




多感な少年期にこれだけ夢中になれる良質な作品に出会えたことは幸運です。
小学生くらいのお子さんをお持ちのお父さん、お母さんはぜひレンタルビデオ店に行って
この作品をお子さんに見せてあげて欲しいです。

バイオハザード

最初のプレイステーション版が登場したのが1996年だそうです。
ホラーゲームの最高峰といっていいでしょう。
いや、怖かったです。

私は一番初めのバイオは自力でクリアしていないです。
弟に貸して、弟がクリアしたデータでラスボスを見せてもらいました。
いや、それくらい怖かったという話ですよ。

よくできてるんです。これが。
プレイヤーを引き込むいくつもの仕掛けがされています。

まず、意図的に操作しにくい独特な操作法が採用されています。
これにより、いざゾンビが出てきたときに操作ミスがおきやすくなっていて、
プレイヤーをパニック状態に陥れることに成功しています。
ちなみにこの操作法はパソコンゲームの「アローン・イン・ザ・ダーク」とまったく同じです。

次に、あいまいな体力ゲージがあげられます。
ドラクエのように残りの体力が15とか表示されていません。
fineとかdangerというように非常にあいまいです。
敵から受けるダメージも数値としてはわからないため、
回復するタイミングをとることが難しくなっています。

そして適度な静寂
いくら怖いといっても、ゾンビやクリーチャーがひっきりなしに出てきたら、
ドラクエのモンスターと同じになってしまいます。
静寂な時間があるからこそ、ゾンビの出現時に恐怖が際立つわけです。

一番初めの作品からゾンビよりすばやいハンターというモンスターも用意されています。
何者かが走ってきて、ドアノブに緑色の手をかけるシーンがトラウマになっている人も多いと思います。
ある程度プレイすれば「ゾンビは怖いけど、よく見ると結構動き遅いし、余裕じゃね?」とプレイヤーが
感じるであろうということまで予想されているわけです。

ファミコン時代からゲームを作っているカプコンだけあってバランスよくまとめられていると思います。

ひぐらしのなく頃に



ひどい夢をみたときに「あーこれが夢だったらいいのに!」と思ったときに目が覚めて、
「はー夢かぁ。よかったぁ」と安心した経験はありませんか?

この「ひぐらしのなく頃に」の真骨頂はまさにこの感情にあると個人的には思っています。
原作は同人ゲームのようですが、私はアニメを見ました。
実はこの作品はプレイステーションのゲーム「ダブルキャスト」に着想を得て作られています。
そのため、面白さの構造も「ダブルキャスト」のそれに酷似しています。

まず、美少女とのラブラブ模様が描写されます。
そこで視聴者が「萌えアニメかよ。」とあきれかけたところで、雰囲気が一変。
凄惨な殺人シーンが発生し、まさかの全滅エンドをむかえます。

主要人物が全滅してしまったため、視聴者の興味は次の展開に集中します。
次の話はなんとまた最初からやり直しとなるわけです。
はじめのときとそっくりな展開ですが、前回と異なる部分が巧みに組み込まれてます。
そしてやはりまた悲しい結末を迎えます。

いったい真犯人はだれなのか?
このバッドエンドのループから抜けることはできるのか?
気がついたときには作品世界に引き込まれているわけです。

1話から4話までの鬼隠し編では、転校してきた主人公の圭一は同級生の魅音とレナと仲良くなります。
そしてかつてこの村でバラバラ殺人事件があったことを知ります。
すると、それまで仲のよかった魅音とレナが異常な行動をとるようになります。
まるで彼女たちがその殺人に関わっていてその事実を隠蔽しようとしているかのようです。
でもその異常性が顔を見せるのはほんの一瞬で、ちょっとするとまた普段の2人に戻るのです。
主人公は混乱します。
自分たちを信じてくれという普段の2人と、ぞっとするような狂気を垣間見せる2人のどちらを信じればいいのか?
そして身の危険を感じた主人公はついに2人を金属バットで殴り殺してしまいます。

5話目からは再びはじめに戻ります。主人公たちは1~4話までの記憶はありません。(1人を除いて)
そして、似ているけれど少し異なる展開が繰り返されていくのです。
その繰り返しの中で今まで見えていなかった事実や可能性が見えるため視聴者は、
今回こそ惨劇から抜け出せるのではないかと興味を持続させることができるのです。

私が最も感動したのは25話です。
このとき、主人公の圭一は4話の最後で魅音とレナを殴り殺したときのことを思い出すのです。
俺はなんてことをしてしまったのだ。魅音とレナを殺してしまった」という圭一に、
「何を言っているの?私は生きているよ」と魅音がいいます。
「ここではない、よく似た別の世界でた。俺はなぜか疑心暗鬼になって2人を信じることができなかった。
 レナは命を失う瞬間まで俺を救おうとしてくれたのに。
 どうして耳を傾けることができなかったんだ。
ここですべての記憶を持つ少女、梨花が口を開きます。
「覚えているのですか?
 圭一は、レナと魅音を殴り殺したことを。
 ・・・あなたを許しましょう。
 あなたの罪はすべての記憶をもつ私にしかわからない。
 だから私が許しましょう。
 今の圭一なら今レナがどういう状態なのかわかるでしょう?」
このとき仲間のレナは以前の圭一と同じように仲間に背を向けていたのです。
「今のレナはあのときの俺と同じだ仲間を信じたくても信じられないんだ。
 あの時、レナは最後まで俺を救おうとしてくれた。
 今度は俺がレナを救う番だ。惨劇は避けられる。
 運命には抗える。
 そしてつかめるんだその先の未来ってやつを!!」

。。オロロ~~ン 号泣。
最近、短絡的な殺人事件が多いですが、一度死んだ命が戻ることはありません。
圭一は別世界で自分がしたことを思い出し心の底から悔いるのですが、
現実世界ではやりなおしなどできません。
死んだ人は二度と生き返らないのです。
この作品は残酷な殺人シーンが話題になり、
放送禁止騒ぎが起きるほどでしたが
作者のメッセージはぜんぜん違うものです。
逆に犯した罪はもう元に戻せない
なくなった命は戻らないということが痛いほどよくわかるのです。

ぜひ時間を作ってみていただきたいと思います。

このゲーム超オススメ ダブルキャスト

「ダブルキャスト」という初代プレイステーションのゲームをご存知でしょうか?

「やるドラ」シリーズの第一弾としてリリースされました。
ゲームジャンルでいうとアドベンチャーゲームなのですが、
感覚としては通常のテレビアニメを見ている感覚に近いです。
で、ところどころで選択肢が出てきます。
その選択によって結末が変わってくるというものです。

これが実に面白い
いまだと中古では100円程度で販売されているみたいです。
ニコニコ動画には実況動画もあがっています。

実は開発者もこの面白さの構造を理解していないようです。
なぜなら、この後のシリーズの続編はまったく面白くないからです。
このタイトルだけが奇跡的に面白くできあがったと思います。

主なストーリーは以下のような感じです。
主人公はある日記憶喪失の美少女と出会い、面倒を見ることになります。
主人公は映画部に所属していて、その美少女に主演女優を依頼します。
そして部長の別荘で撮影を行うことになるのですが、
腑に落ちない出来事が起きるようになります。

この面白さの秘密は「落差」と「周回プレイ」にあると思います。
前半はラブコメのノリで、美少女とのラブラブな展開となります。
ところが後半は部員全員が皆殺しになるような凄惨なラストシーンが出てきたりします。
(最良の選択をすれば、大団円のハッピーエンドにも到達できます。)

私の個人的は感想では、まず前半のラブラブゾーンにおいては
こんな都合のいい話があるか。むずがゆいわ。」とあなどっていたので、
後半の超凄惨な展開に驚かされました。

そして重要なポイントですが、はじめのプレイではほとんどバッドエンドにたどり着くようになっています。
さらに「バッドエンド 05」というように他にもエンディングが存在することが示されるのです。
そのため、「真犯人はだれなのか?」とか「グッドエンディング 01」とはどういうものか
という興味からプレイヤーは2週目のプレイに入っていくことになります。
別ルートでは今までのルートでは見えなかった新しい真実が見えたりします。
1週は30分程度で終了しますし、すでに見たシーンはスキップできるので快適にプレイできます。
非常によくできたシステムだと思います。

ちなみに「ひぐらしのなく頃に」はこのゲームに着想を得たというのは有名な話です。



↓森永ふんふんさんの実況動画
http://www.nicovideo.jp/mylist/5133145

宮崎監督はもう面白い映画をつくれない

承太郎のブログ


天才といっていいでしょう。
宮崎駿監督

初めて風の谷のナウシカを見たとき「なんだ?これは!」と思いました。
他のどの作品とも似ていない!!
すべてが既存の作品を凌駕している!!
キャラクタ造詣、台詞、カットから何から何までが異常なまでの高品質!!
宮崎信者になるのに時間はかかりませんでした。

TV番組で「名探偵 ホームズ」という番組があったのですが、
全26話のうちたった5話だけ宮崎監督がコンテを書いてるんです。
スタッフロールを見なくてもその5話が明らかに異質であることがわかります。
面白すぎます。たった23分で映画1本分を軽く超えた魅力をもっています。

宮崎作品にクエスチョンがつくようになたったのは
「もののけ姫」からだと個人的には考えています。
それ以降の作品の「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」は
もはや見ていると怒りがわいてくるほど大嫌いになってしまいました。

話の筋は通っていないし、違和感ばかり感じてしまいます。


とある番組のインタビューで宮崎監督は次のように話していました。

頭の中ですべてくみ上げられるような作品を作ることに飽きてしまった。
物語というものは風呂敷を広げていって最後はその風呂敷をたたまなくてはならないが
広げた風呂敷に入りきらないような異質なものをどーんと入れて、
自分でも最後がどうなるかわからないような作品をつくりたい。

私は宮崎監督が「もののけ姫」以降その
自分でもどうなるかわからない作品づくり」に挑戦しているように思えます。
つまり、整合性の取れた作品を作ることができるのにあえて、
破天荒で理不尽でそれでも面白い作品を作ろうとしているわけです。

ですが残念ながらその試みは失敗していると思います。
「観客を喜ばせる」という一番大事な条件を満たしていないなら、
公開しないなどの経営判断をするべきです。
 
 プロデューサの鈴木敏男は「ハウルの動く城」のときに
 「これは右脳で見る映画だ」という宣伝文句をつけていました。
 つまり鈴木もつまらないと感じたわけです。
 つまらないとわかっていながら小中学生のお小遣いからチケット代をむしりとってまで
 公開することは詐欺といってもいいと思います。
 
これを見た観客は本当に満足するのか」という観点で作品をチェックしない限り
もう二度と面白い宮崎作品が生まれることはないと思います。

チェ・ゲバラ


アメリカが犯した罪、引き起こした惨劇を、つまり私たちが見た同じものをあなたたちもみてくるべきだ

ジョン・レノンに「最もかっこいい男」といわれたチェ・ゲバラという人をご存知でしょうか?
チェというのは親しみを込めた愛称で「ゲバラ兄さん」というニュアンスだそうです。

ゲバラはアルゼ ンチンの裕福な家庭に生まれ、医師を志していました。
26歳のときに自分の目で世界を見ようとしてバイクで旅に出ました。
そこで、あまりの貧富の差に驚きます。 これだけの不均衡は注射器では治せない
医師としての個人的な成功を考えていたゲバラは、ほかにできることはないかと模索します。

アメリカの近くにキューバという国があります。
この国は天然資源が豊かな国ですが国民は非常に貧しかったのです。
それは政府がアメリカの操り人形で、富はすべてアメリカが吸い取っていたからです。

そこでカストロとい う男が、キューバを開放するために立ち上がります。
その志に惚れてゲバラも軍医として同行します。 ゲバラたちたちはキューバ上陸時に待ち伏せに会います。 情報が漏れていたのです。 80名以上いた仲間はたった17名にまで減ってしまいます。 このときカストロは「17人もいれば勝ったも同然だ」といいますが、 ゲバラはカストロが絶望のあまり頭がおかしくなったと思ったようです。

ところがカストロには勝算があったのです。 搾取され続けた民衆がきっと味方になってくれるという勝算が。 カストロたちはゲリラ的な戦法で次々と戦果をあげていき、積極的にメッセージを発信しました。 キューバ国民は次第にゲバラたちを支持するようになりました。

 そしてついに2万を越すキューバ正規軍をおしのけ政権の奪取に成功したのでした。 これはゲバラたちが負傷した敵兵に対してきちんと治療を行ったことも関係しているようです。 「革命軍は捕虜 を殺さない」といううわさがキューバ軍内に広まっていたため、 ちょっとでも戦局が悪くなると次々と投降者が現れたのです。

歴史を紐解くと、革命家が前の支配者をしのぐ独裁者となることも珍しくありません。 ゲバラたちはどうだったのでしょう。 ゲバラたちがまずはじめにしたことは自分たちの給料を半分以下にすることです。 そして教育と医療を無償化しました。 アメリカのユダヤ人が掌握していた利権をキューバに取り戻しました。 工業相になってからは自ら建設現場で働いたり、工場のラインに立って作業を手伝いました。 これは一過性のパフォーマンスではなく普段の光景でした。

誰よりも早く出勤し、遅くまで仕事し、みんなと一緒に食事をとるゲバラの人気は高まっていきました。 ゲバラのすごいのはここからです。


キューバが安定したと見るとゲバラは再びゲリラとして銃弾がほほを掠めるような生活に戻っていったのです。

『フィデル、僕は今この瞬間多くのことを思い出している。 初めて君と出会った時のこと、革命戦争に誘われたこと、準備期間のあの緊張の日々のすべてを。 死んだ時は誰に連絡するかと聞かれた時、死の現実性を突きつけられ慄然とした。 後に、それは真実だと知った。真の革命であれば、勝利か死しかないのだ。 僕はキューバ革命で僕に課せられた義務の一部は果たしたと思う。 だから僕は君に、同志に、そして、君の国民達に別れを告げる。 僕は党指導部での地位を正式に放棄する。 大臣の地位も、司令官の地位も、キューバの市民権も。 今、世界の他の国々が、僕のささやかな助力を求めている。 君はキューバの責任者だ から出来ないが、僕には出来る。別れの時が来たのだ。 もし僕が異国の空の下で死を迎えても、最後の想いはキューバ人民に向うだろう、とりわけ君に。 僕は新しい戦場に、君が教えてくれた信念、人々の革命精神を携えてゆこう。 帝国主義があるところならどこでも戦うためにだ。 永遠の勝利まで。革命か、死か』

そして運命の1967年10月8日、ボリビア山中でCIAのゲバラ追跡部隊に指揮されたボリビア軍に捕らえられ、 その翌日、全身に弾を撃ち込まれて射殺されました。 39歳の若さでした。

 アメリカ(ユダヤ)はそれまでしゃぶりつくしていたうまみをゲバラたちに奪われ、ゲバラを恨んでいたのでした。

 どうですか?なんというかっこよさでしょうか。 これは男でも惚れます。 かっこよすぎです。そして、ゲバラを殺したのがアメリカを牛耳るユダヤ金融資本家というわけです。 金のために人を殺してもなんとも思わない。 私はユダヤを絶対に許しません!!

世界のどこかで、誰かが蒙っている不正を、 心の底から深く悲しむことのできる人間になりなさい。 それこそが革命家としての、一番美しい資質なのだから。
ゲバラは日本を訪れたときに広島を訪問しています。
大阪のホテルに泊まっていたゲバラはスケジュールの合間にそっと抜け出して広島の原爆資料館へ行き「日本はこれほどのことをされてなぜアメリカのいうことを聞いているのか?」と語ったといいます。

ゲバラはカストロに「日本へ行くことがあるなら必ず広島へ行って欲しい」といいました。
そしてその約束を守りカストロも広島を訪問しています。
ゲバラも男ならカストロも男!

リチャード・コシミズ

Youtubeでリチャード・コシミズという人の「裏社会学」という動画を見ました。
この主張はかなり信憑性があると思います。

簡単に言うと、小泉は稲川会の暴力団と懇意で、
連中はユダヤ系資本家とつながっている。
その頂点にいるのがディビッド・ロックフェラーだという。
小泉がやった郵政民営化は郵政350兆円の資産をユダヤ資本に買収させるための布石に過ぎない。
国営機関なら外資が買収できませんからね。

また知らない人も多いと思いますが、小泉政権下に製造業の派遣法が制定されてます。
これは何のためかというと、景気に合わせた派遣切りをして企業の利益を増やすためです。
それでおいしい思いをするのは株主ですが、
その株主は外資です。

つまり小泉は飼い主のアメリカユダヤ人のための政策をしたにすぎない
小泉はその報酬として1兆円受け取っているらしいです。
あのライオン頭とんだ食わせものです。

もちろん、このリチャード・コシミズという人物がなにものなのかわかりませんので、
鵜呑みにはできません。
でも小泉政権下で生活は楽になったのでしょうか?
その逆でしょう?
これは小泉が日本をユダヤに売っていたからなのではないでしょうか?

ユダヤにはタルムードという教えがあります。
「異教徒は動物同じである」とか
「異教徒の財産を自分のものにしてかまわない」
「異教徒に賃金を払う必要はない」
ユダヤ人だけ特別という選民思想をもっているみたいです。

「目には目を歯に歯を」
ユダヤ人に対応しなければならない。


↓下にあるのが連続再生URLです。
http://www.youtube.com/watch?v=wrBrs2GhnC0&feature=PlayList&p=8F6AAED747D5FA00&playnext_from=PL&index=0&playnext=2

はじめの一歩

今現在連載されている漫画の中で最も高品質な漫画といえば、
それは「はじめの一歩」に決まりでしょう。

あそこまですごい漫画はなかなかないです。

100巻近くにもなる長期連載にもかかわらず品質が劣化しません
コンスタントにぞくぞくするような感動を生み出しています。

どんな漫画かといいますと、
いじめられっこの少年の幕の内一歩が「強いってどんな気持ちか知りたい」という一心で
ボクシングをはじめ日本チャンピオンにまでなるボクシング漫画です。

この作品の品質の秘密を分析すると以下の特徴があると思います。

1.強さのインフレーションの克服
⇒俗に言う「強さのインフレーション」とは、
 強いやつを倒すと次にもっと強いやつが出てくる。
 これを繰り返し最終的に「指を1本を動かすだけで地球を破壊できるようなとんでもない敵」と
 戦わざるをえなくなるような状況です。
 ドラゴンボールではこの状況に陥って、誰がどれだけ強いのかよくわからなくなってしまいました。

 はじめの一歩では対戦相手が強さというひとつの指針では測れなくなっています。
 例えば千堂のように野生の虎のような獰猛さを持つ相手や、
 伊達のようなベテランのテクニックに長けた相手、
 マルコム・ゲドーのように卑劣なトリックを使う相手というように特徴が千差万別です。

 それぞれの相手に対して一歩がどう戦うのか毎回毎回新しい局面に遭遇することになります。

2.主人公ローテーションシステム
⇒これは結構ほかの漫画でも使われているテクニックです。
 常に主人公の一歩の話にフォーカスされているわけではなく、
 一歩の仲間に順にフォーカスされる仕組みになっています。
 
 一歩の試合が終わった後は天才型の先輩の鷹村の世界タイトルの試合が入ったり、
 万年ランカーのダメ先輩の青木や木村の試合がはいったりといった具合です。
 
 なので、より多彩で飽きの来ない展開が生み出されているのです。

3.ユーモア
⇒シリアスな展開の合間に絶妙にユーモアが挿入されています。
 これにより読者は適度に息抜きができるし、
 このユーモア部の存在により、キャラクターたちに親近感を持てるようになっています。


もしまだ、読んだことがないという方がいたら絶対損しませんので、
ぜひ読んでみてくださいね。

喰霊-零-

今現在、日本では週に60本のアニメが放送されているらしいです。
それが3ヶ月で入れ替わるとなると、年間で240本
 とてもじゃないけど、把握できる量じゃないですね。
 本当に面白ければ話題になると思うので、話題作は結構チェックしてたりするのですが。。

話題作を見てみて面白かったものの代表といえば、やはり 新世紀 エヴァンゲリオン」でしょう。
これがもう10年以上前。
その後だと「涼宮ハルヒの憂鬱」までそういう話題になった作品はないのかなって思います。
さあ、そして今回のタイトルに掲げたこの「喰霊-零-」です。 「がれい-ぜろ-」と読みます。

 この作品は2008年の秋に放送されたようですが、まったく知りませんでした。
 ところが、これがめっさめさ面白い。というか泣ける。
 いやこんな良コンテンツが埋もれていたなんてもったいなさすぎですよ。
私がこの作品を見たのが、2009年の秋なので、放送のほぼ一年後。
今2010年の4月なので、喰霊を知ってから半年ということですね。
半年たってもいまだに作品に対する感情が色あせることはありません。

ほんとキャラクタが魅力的過ぎます。 黄泉ちゃんかわいすぎです。
 未見の方はぜひチェックしてみてください。
 話題になっていない作品の中に、これほどの品質の作品があるとなると、 困ってしまいますね。
私はほかにもいい作品を逃しているのかも。。。

HEAVY RAIN

PS3はもっていないし、欲しくもないのですが、
ニコニコ動画で「HEAVY RAIN -心の軋む時-囁いて実況プレイ」という動画を見て、
ちょっと欲しくなりました。

実況プレイ動画というは、プレイヤーがおしゃべりをしながらゲームをプレイしている動画です。
ニコニコ動画では人気のジャンルとなっていて、人気の実況者もいます。

「HEAVY RAIN -心の軋む時- 」というのは外国のゲームですが、よくできているんですよ。
物語中のキャラクターは場合によっては実写にも見えるくらいのリアルさです。

折り紙殺人という連続殺人事件が発生しており、
主人公の息子ショーンも行方不明になってしまいます。

犯人からのメッセージには「息子を救うためには何でもできるか?5つの試練を乗り越えられるか?」
とあり、まるで主人公の愛情を試そうとしているようです。
子供を救うために自分の指を切断しろ」とか
子供を救うために人を殺すことができるか」とか
プレイヤーの選択によって結末も変わってくるんです。
どうです、気になりませんか?

雰囲気でいうと「羊たちの沈黙」と「24」をあわせたような上質なサスペンスとなっていて、
十分楽しめます。

うーん、こういうゲームがたくさんあるならPS3を買ってもいいかもしれませんね。

サマーウォーズ 感想













【ネタバレあり】
アニメ映画「サマーウォーズ」見ましたので感想などを。。

点数でいうと7点に近い6点です。
8点以上を期待していたので、ちょっと残念ですね。

全体的に完成度がいまひとつで見ていていちいち違和感を感じます。
例えば、夏希の母親が渋滞で動けないときに余裕たっぷりで電話しているのですが、
普通ならイライラしてたり疲れている様子になるはずです。

佳主馬の父親が最後に思わせぶりに出てきますが、
父親への言及がないためここでも違和感を感じます。

細田監督は結婚のときに奥さんの実家に挨拶に行ったときの経験を元に
この映画を作ったということでしたが、このように実人生で感じたことを盛り込んであるところがいいですね。

頭の中で作り上げたものだけではリアリティにかける薄っぺらなものになってしまいます。
そういうものは心に残らなくて、しばらくすると忘れ去られてしまいます。
その点でこの監督の経験を盛り込んだ部分は物語に厚みを与えています。

逆にコンピュータ世界内部の話はちょっと軽いです。

いろいろいいましたが、
家族で力をあわせて危機を乗り越えていく展開は王道で万人受けする品質だと思います。
未見の方は見て損はないと思います。