もうだいぶ前の話だ。
「真夜中の処刑ゲーム」という映画を見た。
これが本当に怖い映画だった。
あるアパートに一人の男が助けを求めてくる。その男を招き入れて事情を聞くとバーで争いがあってバーテンダーが殺されたという。殺した男の仲間がやってきてバーの連中を口封じのために殺し始めたので隙を見て逃げてきたのだというのだ。
そして、追跡してきた謎の武装集団とアパートの住人の攻防が始まるというストーリーだ。
この映画の何が怖いというと、その残虐性だ。
事態を把握しきれていないアパートの住人のうちの一人が外出をしようとする。しかし、外では武装集団が赤外線スコープつきのライフルで狙っていた。住人が玄関のドアを開けるとサイレンサー付きのライフルでパスパスと住人を射撃しながら、狙撃手が「ヒャハハハ。ビシバシ当たるぜ。」というのである。
この冷酷さが心底怖かった。
玄関が血で染まっていることに気づいた住人は事態を把握し警戒態勢をとる。家にあるあり合わせのもので武装集団と戦うのである。
アーチェリーの矢や電気で感電させたりして敵を撃退する。
そして、武装集団の一人の顔面に怪我を負わせることに成功するがそいつは逃げてしまう。
そしてこの映画のシニカルなラストは顔面に怪我をした警官のカットで明らかになる。
なんと武装集団の正体はストライキ中の警官だったのだ。
この映画はなかなかショッキングで今でもその恐怖はしっかりと覚えている。
↓こちらに画像つきの解説があります。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/8312/SIEGE.htm
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