認知脳科学者の苫米地英人氏の夢をかなえる方法がすごいです。
■ゴール設定。
■自信を高める。
■現状維持の仕組みを利用する。
主にこの3つです。
まず何より大事なのは「ゴール設定」です。
ゴールが決まっていると生きていくうちに無意識的にゴールに必要な情報を集めるようになります。これはカラーバス効果などと呼ばれます。
黄色いバスを意識して街を歩くと黄色いバスがやたら目につくようになるというものです。これは黄色いバスが急に増えたわけではなく、今までもずっとあったのに見えてなかったということです。
人間の脳は生きていくのに必要なことしか覚えていません。
97%のことを忘れてしまいます。黄色いバスを意識してないなら目の前にあっても気づけないのです。
次に「自信を高める」です。
苫米地博士はエフィカシーという言葉を使っています。
自信のことです。
自己評価が低いと「結局何をやってもダメ」というところに落ち着いてしまいます。
自分はだいたい60点くらいだというセルフイメージがある人はテストを簡単にしてもその簡単なテストで60点を取るようになってしまいます。
ピグマリオン効果とゴーレム効果といって褒めれば実力はどんどん伸びて、期待されていないと感じると実力は下がっていきます。
人は1日に数万回の脳内会話をしているそうです。
このすべてを自分をほめるアファメーションにすることで自信を持てるようになります。
もし何か失敗をした場合「これは私らしくない!」といって忘れます。
最後が「現状維持の仕組みを利用する」です。
生き物はすべて現状維持を目標に生きています。
昨日が問題なかったので今日も同じように過ごしたいのです。
ある人が刑務所に入るとなった場合最初は嫌がります。
ところが時間がたつと刑務所に慣れて今度は刑務所から出たくなくなるのです。
例えば年収300万円の人が年収一億円の人の家に泊まったとします。
すると落ち着かなくて自分の家に帰りたくなるでしょう。
また逆に年収一億円の人が年収300万円の人に家に泊まったらどうなるでしょうか?
1時間も耐えられずに自分の家に帰りたくなるのではないでしょうか?
ホメオスタシスといって生き物は現状を維持しようという仕組みを持っています。
暑いときには汗をかいて体を冷やし、寒くなると毛穴が縮んで体温を逃がさないようにします。このホメオスタシス(恒常性)は生き方にも働きます。「よし変わるぞ!」と勢い込んでも気づいたときには元の状態に戻っているはこのホメオスタシスの現状維持の仕組みが原因です。
この現状維持の仕組みを利用するのです。
例えば自分が年収一億円が当然だと思い込むことができれば、そうでない現状に満足できず年収一億円になる方法を自動的に潜在意識が見つけてきます。
自分が年収一億円で常に財布に200万円程度は入っているとアファメーションを使って何度も自分に言い聞かせます。そして財布を見てみます。すると財布には200万円は入っていません。自分のイメージと現実に差異があるわけですよね。
どちらの自分が本当の自分か。
ここが勝負の分かれ目になります。
「あ、そうだ。俺はもともとそんな稼いでないや」と思うのか。
「200万入ってないのはおかしい!ドロボー!」と思うのか。
自分は年収一億円を当然のように稼いでいると本気で思い込むことができれば、それに即してない現状が変わって本来あるべき年収一億円の状態に戻そうとするのです。
これが「現状維持の仕組みを利用する」ということです。
例えば孫正義の記憶を消してどこかアフリカの無一文の少年に生まれ変わらせたとしても「自分がこうあるべきというセルフイメージ」さえ持っていれば、生きていくうちに「金持ちになるにはどうしたらいいか」と情報を集め続けるので同じように金持ちになるではないでしょうか?
さてゴールですが、苫米地博士によると人の悩みは以下の3つだそうです。
「お金」「人間関係」「健康」。
まず「年収一億円」をゴールにしたらいいんじゃないでしょうか?
3つの悩みのうち一つが解決すれば相当楽になるでしょう。
ただし悪いことをしてお金儲けをしてはいけません。
人は社会的な生き物で自分ひとりの成功では満足できないのです。
人を助けて社会をよくすることが人の本当の幸せだということを理解してください。
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