2019年3月31日日曜日

マクドナルドおもちゃリサイクルの本当の狙い

マクドナルドがおもちゃリサイクルと言っていらなくなったハッピーセットのおもちゃの回収をしてるみたいです。

この本当の狙いは何なのかというとおもちゃ箱にスペースを作ることです。

ハッピーセットのおもちゃが家にたくさん溜まってくると置く場所がなくなるのでもうハピーセットを買わなくなりますよね。

そこでハッピーセットの売り上げのために古くなったおもちゃを回収しているんです。

これと同様のことは衣料品などで行われています。
古い服を店で回収するという奴です。

本当の狙いはもっと変えもっと捨てろと資本主義的消費サイクルを加速させることなのにエコのために回収しますとか言ってるところが姑息で消費者をバカにしてます。

姑息な企業、それがマクドナルドなのです。




2019年3月24日日曜日

プログラマに掃除はさせないは正しいか?

以前ネットで見かけた記事に「プログラマに掃除はさせない」としている経営者の記事がありました。

プログラマに高い金を払っているのは掃除のような雑務をさせるためではない。
プログラミングという専門技能にのみ時間を使ってほしいという考えだそうです。

理解できます。

ドラッガーは経営の目的の一つは「人を活かすこと」だといっています。
作業を細分化してそのたった1工程のみを担当させるようなことは、してはいけないということです。

たった一つのことだけを繰り返し担当させるということはものすごく人間を消耗させます。

工場などの流れ作業は時計が全く進まず、10分が経過することが永遠に感じます。
それはたった一つの作業だけを担当させられているからです。

本来は複数の作業を本人の裁量で調整して実施できるようにすると「楽しく働くことができる」ようになります。

そういう意味において人間に単調作業をさせている企業はいわば人の命をお金に換えている企業であり、害悪であり、人を殺している企業といえます。

そういう仕事は付加価値が低いため、給料も低く、働いている人自身がぞんざいに扱われます。

ひどいですよね。
一番大変な仕事しているのに見下されて、ぞんざいな扱いを受けて、不況時には一番先にクビになるのです。

今後は人間がするべきじゃない単調な仕事は機械が行い、人間は人間がやるべきことをするようになるでしょう。

芸能とか、youtuberに可能性があるかもしれません。

さて、そういう意味においては1日のうちの限られた時間ならプログラマにも掃除のような雑務をやらせるというのはいいんじゃないかとおもいますがいかがでしょうか?





2019年3月23日土曜日

客になると客の心理がわかる

ある接客の仕事をしている人が成績が伸びなくて悩んでいたそうです。
同期の中でビリから2番目だったそうです。

そこでこの人はとにかくいろんな店に行って自分がお客さんになったそうです。

自分が客になって接客を受けるうちに、「お客がどういう接客をされたらうれしいか」ということがわかるようになったということです。

その後、その人は会社の中でトップセールスになったといことです。

自分がお客になることで本当に良い接客のスキルを得ることができる。
ここがポイントです。


佐藤義典さんの「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」という本にがあります。

この本、マーケティングの基本がわかるようになっていておススメです。

顧客視点について面白し例えがこの本に書いてありました。

スーパーでパスタが売っているところと、ミートソースが売っている場所が違いますよね。

麺が置いてある場所は、ほかの麺、たとえば、そばやうどんと一緒に置いてありますよね?
そしてソースは缶詰めなどが置いてあるところに置いてあります。

これは売るほうの視点で置かれているということです。

お客視点で売り場を作ればパスタの隣にミートソースが売っているべきでしょう。

そんなのマーケティング世界では常識なのかもしれませんが、できてないところも多いですよね。




2019年3月22日金曜日

プロフェッショナルサラリーマン要点まとめ

シチズンの俣野さんが書いたプロフェッショナルサラリーマンという本が勉強になります。

一番印象に残った点は「上司を客だと思え」という点です。

結構サラリーマンというのは上司に不満を持っていますよね。
「頑張っているのに自分を評価してくれない」とか。

それって甘えなんですよ。
同じ組織の人間なので頑張りを評価してくれてもいいじゃないかという気持ちがあるわけです。

結果が出ないならどんなに頑張っても評価されないですよ。
一切頑張らなくても結果が出れば評価される。
そういうシビアな結果にこだわることが重要なんです。

上司を客だと思って、客の評価を高めるにはどうしたらいいかと考えれば行動が全く変わってきますよ。

作業だけを一心不乱にやってもそれだけじゃ評価されません。

上司が何を求めているのか心の中を読んでください。

認識違いがないかを定期的に確認することも必要です。

上司を客だと思え

これを実践するだけで救われる人もたくさんいそうな気がします。



2019年3月21日木曜日

任天堂ってすごいアホ

youtubeに任天堂の公式アカウントがあります。
このアカウントで新製品の広告などをしているのですが、この任天堂の動画は全部コメントが書き込めないようになっているんですよ。

他の人に見られたくないコメントを付けられたら困るということでしょうか。
例えばせかっく開発した商品に「○○のときの操作が悪い」などと書かれた場合、それで売り上げに影響が出るかもしれません。

悪いコメントだけ削除するわけにもいかないでしょう。
「俺が書いたコメントが削除された。」と炎上するでしょうから。

それでもコメントを開放するほうがメリットが多いと思うんですよ。
率直な生の声を収集できるのにそれをしないのはアホの極みといえるでしょう。

コメントを開放する企業とそうでない企業で企業の格というか懐の深さに大きな差があると思います。

コメントを開放しないような性質の企業に未来はないでしょう。

書きたいことがあるなら何でも書けよという気風がいい企業が受け入れられるのです。

2019年3月17日日曜日

竹田陽一先生は賢い ランチェスター戦略

ランチェスター戦略というものがあります。

これは戦争に勝つための知恵のことです。
これをビジネスに応用しようということなんですね。

このランチェスター戦略の大家が竹田陽一先生です。

この竹田先生がめちゃ賢いんです。

ランチェスター戦略には2つの戦闘理論があります。
近接戦闘と遠距離戦闘です。

近接戦闘
これは刀で切りあうみたいな戦闘です。
「人数 × 兵隊の質」で成果が決まります。

兵隊の質が均一だと仮定した場合、兵隊の数で勝敗が決まります。
当たり前ですね。

10人対5人なら10人のチームが勝ちます。
その際、5人のチームは全滅して10人のチームの5人が戦死するわけです。
1人1殺ですね。

遠距離戦闘
これは弓矢や銃で戦うものです。
この場合、「人数の2乗 × 兵隊の質の2乗」で成果が決まります。

10人対5人を例にします。
10人のチームの兵隊は「10分の1」の確率で狙われます。
そして、5人から狙われるため「10分の5」の攻撃を受けます。

5人のチームの兵隊は「5分の1」の確率で狙われます。
で、10人から狙われるため「5分の10」の攻撃を受けます。

分母を揃えます。

10人のチームは「10分の5」の攻撃を受け、
5人のチームは「10分の20」の攻撃を受ける。

つまり受ける攻撃は10人のチームが1とすると5人のチームは4となります。
5人のチームは4倍の攻撃を受けるわけです。
5人のチームが全滅した時に10人のチームは1.25人しか死なないわけです。

人数が2倍の場合、2の2乗で4:1の攻撃の差が生じるわけです。


以上がランチェスター戦略の概要です。
この説明でポイントがあります。
それは数と質の2つの軸のうち数のみに注目している点です。

竹田先生は2つの軸で考えるように人間の脳はできてないから、兵隊の質は一定という前提で説明していました。数のみに注目して考えることで単純化してるんです。

ここが賢い点です。
ここで竹田先生はこういっています。「たまに、もし宮本武蔵のような兵がいたらどうなりますか?と聞くような人がいる。理解しやすくするために兵の質は一定という前提で話しているのに、そういうこと言ってる人間は話になりません。」

問題を限定することで飛躍的に理解しやすくなるのです。








2019年3月16日土曜日

本質的に重要なことに注目する

今回は「本質的に重要なことに注目する」という話です。

例えば以下の2つの色があるとします。

青みがかった濃いグレー
青みがかったより濃いグレー

違いは『より』という言葉がついているかどうかです。

画面のレイアウトを決めるのに誰かと話をするとして、ずっとこの2色をこの呼び方で呼ぶ人がいると思うんです。

「ヘッダーは『青みがかった濃いグレー』で見出しは『青みがかったより濃いグレー』がいい。」

というように。

これが無駄だと思うんですよ。
間違いのもとになります。
二人で話してるならまだしも3人以上になると極端に認識違いが出ると思います。

そこで「A」と「B」に置き換えるとします。
こんな感じです。

A:青みがかった濃いグレー
B:青みがかったより濃いグレー

これはそのまま呼ぶよりは賢いですが、Aがどちらかというのでぶれてしまうんです。
「あれ?Aっていうのはどっちの色だっけ?」という感じです。

そこでこの2つの色の差分に注目して読み替えます。

濃いほう:青みがかった濃いグレー
より濃いほう:青みがかったより濃いグレー

「ヘッダーは「濃いほう」にして見出しは「より濃いほう」がいい」というやり取りです。
まあまあ賢いといえます。
しかし結局2色しかないわけで同じ系統のいろで濃さだけが違うわけですがから、ここでは「濃いほう」と「薄いほう」としたほうがブレがなく直感的だと思うんです。

薄いほう:青みがかった濃いグレー
濃いほう:青みがかったより濃いグレー

「ヘッダーは「薄いほう」にして見出しは「濃いほう」がいい」という感じです。
これが私が思う一番賢い方法です。

本質に注目して一番ぶれがないようにするってことです。



先日Books&Appsの記事で雨宮紫苑という人が下のような記事を書いていました。

>『平等』は弱者を追い詰める。重要なのは『公平』だ。

平等というのは全員に1万円ずつ配るようなことですね。
これではダメということです。
年収が高い人には配る必要ないですよね。
逆に病気などで働けない人だと1万円のサポートでは生活ができないのでもっとお金を配る必要があります。
これで公正になります。
つまりみんなが人間らしく暮らせるようにすることが重要ということです。

で、この雨宮紫苑という人がしくじっている点は「平等」と「公正」という似たような言葉を使っている点です。
ややこしいだけでしょ。

すべての人間が人間らしく生活できるように富を再分配することが重要で、そのためにはその人が置かれている状況に応じたサポートをする必要がある。ということが言いたいのであれば、もっといいタイトルのつけ方があるんじゃないかと思います。




2019年3月10日日曜日

竹田陽一先生 講演のまとめ

ランチェスター戦略の経営コンサルタント、竹田陽一のセミナーの動画を見ました。
とても良い内容だったので、ここにまとめておきます。

論理学が大事。
お金は人間しか持ってない。
お金を稼ぐには人間に好かれるしかない。
100%の選択権を持っているのはお客。
お客に好かれるにはどうしたらいいか?
これは当たり前のこと。
当たり前のことが理解できないのは論理を組み立てることができないから。


昔は貧しかったので生きていくのに必死だった。
人に嫌われたら生きていけないから人の心を察知して必死に生きた。
今は豊かなので何となく生きても死なない。
だから対人基本能力を身に着けることができないまま育って引きこもりになってしまう。

挨拶ができないのはチンパンジーにも劣る。
チンパンジーでも朝起きると挨拶してる。
挨拶して睨み返してくるような奴には厳しい人生が待っている。






https://www.youtube.com/watch?v=jQe0eh7pu5A

ジョジョの奇妙な冒険 岸部露伴という男

ジョジョの奇妙冒険は驚くべき驚異の構成を持ったマンガです。

その魅力的なキャラクターの中でも人気のキャラクタのひとりに岸部露伴というキャラクターがいます。

このキャラクターはなぜ人気なのでしょうか?

ジョジョのコンセプトは「人間賛歌」です。
人間のすばらしさを伝えるために書かれています。

極論を言えばすべてのエンターティメント作品は人間の素晴らしさを伝えることを目的としなければなりません。

人間は自分の人生だけでは経験できないことを物語から学ぶため物語を消費するわけです。
その中で人間の素晴らしさを描かなくてはならないわけです。

ジョジョの奇妙な冒険の中でも主人公たちが物語の主人公にふさわしい選択をします。
この主人公の行動を「黄金の精神」と表現しています。

読者から見ると主人公が主人公にふさわしい行動をとるのは当然といえば当然なので、緊張感がありません。主人公なら誤った選択をしないという安心感をもっています。

そこでこの岸部露伴というキャラクターです。

このキャラクタは行動は黄金の精神に則った行動をとります。
しかし行動の動機が非常に自己中心的なのです。

読者は岸部露伴が物語に登場すると緊張を強いられます。
「ん?こいつ本当に大丈夫か?」という気持ちを拭い去ることができません。

ハイウェイスター戦では自分の安全の代わりに仲間を裏切るという選択を迫られます。
そこでその選択にNOと答えるのですが、その理由は「自分で強いと思っている奴にNOと言ってやることが好きだ」からというもの。
仲間を犠牲にするなんてできないからじゃないのです。

あくまで自分の利益のためだけに行動しているので、いつ悪質な行動をとるのか読者はひやひやしながら読むことになるのです。
しかし結果的には正しい行動をとるのです。

こんな思想でつくられたキャラクタ他にいますか?
こういう論理的に考えられたキャラクタによりジョジョの奇妙な冒険は人を魅了しているのです。




2019年3月9日土曜日

パチンコをする人は貧乏になる

パチンコをすると貧乏になります。

パチンコの還元率は82%程度だからです。

パチンコ屋で1万円を使うと8200円が還元されます。
10人の人間が各一万円ずつ使うと10万円が集まりますよね。
このうち1万8千円は店が取り82000円が客に配られます。

10人で82000円を奪い合う構造です。
この中でスキルが高ければ1万円以上稼ぐこともできるでしょう。
これがパチプロですね。

その分へこむ人はへこみ8200円より低い稼ぎになります。

つまり胴元が儲かる構造になっているので参加すればするほど損をするのです。

ちなみに競馬はこの還元率が75%です。

パチンコと競馬の還元率の差は7%です。
この7%の差があるので、競馬で生計を立てる人間はいないのです。

ちなみに最も還元率が低いのは宝くじです。
宝くじの還元率は45%です。

宝くじで1億円稼ごうとしたら2.2億円分の宝くじを買わなければなりません。
そのため宝くじは国家が愚か者に課した税と呼ばれています。

宝くじが売れると誰が儲かるのでしょうか?
天下りした官僚の懐に入ります。

ちなみにルーレットの還元率は97%とのことです。

パチンコをやるならルーレットをやるほうがまだ賢いです。






ライト兄弟はすごい

人類初の有人飛行に成功したことで有名なライト兄弟。
実はこの時、有人飛行に挑戦していたのはライト兄弟だけではなかったとのことです。

ライト兄弟よりももっと知名度が高く多くの資金を集めた人が高い専門家を集めて飛行機の開発に取り組んでいました。

マスコミはこちらのチームに注目していて連日のように記者会見を開いていたそうです。

それに対してライト兄弟は自転車屋を営んでいて、その合間に飛行機の開発に取り組んでいたのです。

ではなぜライト兄弟が飛行機の開発に成功したのでしょうか?

それはもう一方のチームが金と名声のために集められたチームで金と名声にしか興味がなかったからです。

それに対してライト兄弟には「世界を変える」という情熱があったのです。

ナポレオン・ヒルが言うところのエンスージアムというものです。

熱意によって成し遂げることができるのです。



2019年3月6日水曜日

ボーダレスジャパン田口一成さん「人生の価値は何を得るかでなく、何を残すかにある」

TEDでボーダレスジャパンの田口一成さんのプレゼンを見て大変刺激を受けました。

田口さんの取り組みは社会問題をビジネスで解消するというものです。

動画の中では田口さんの会社、ボーダレスジャパンの取り組みが紹介されていました。

1つ目の取組
日本にいる外国人は部屋を借りるのが難しいそうです。
習慣の違いなどからトラブルが発生しやすく保証人もいないためです。
また日本人の友人が欲しくてもその機会もないということです。

そこで田口さんは外国人と日本人を半々にするシェアハウスを作ったそうです。
シェアハウスというのは共有スペースがあるため同居人と交流があります。

2つ目の取組
ミャンマーの貧困に苦しむ農村では葉巻を栽培しています。
葉巻の葉は穴が開くと商品価値がなくなってしまうためその地域では大量の農薬を使っていました。農薬を買うために借金をしても思った価格で葉巻が売れず借金を抱える農家も多いそうです。

そこでボーダレスジャパンでは無農薬でも育つハーブの栽培を提案したそうです。
ハーブは強いため無農薬で育つそうです。
栽培されたハーブを誰に売るかというのは最初わからなかったそうです。
今現在では妊婦さん向けのハーブティーとして需要があるそうです。
妊娠して授乳する2年ほどの間はカフェインをさけるためお茶やコーヒーを控える人が多く、その人たちの間で口コミで広まったそうです。
現在では200戸の農家でハーブ栽培がおこなわれているそうです。

このようにボーダレスジャパンではマーケットから見放された社会問題をビジネスとして解消しているのです。

困っている人がいるということは需要があるということです。
しかしお金にならないということでそれらの問題は放置されています。
そこをアイデアを出すことできちんとマネタイズして困窮者を救うということをやってるのです。

田口さんは「人生の価値は何を得るかでなく、何を残すかにある」といっています。

その言葉を聞いて、苫米地英人博士の本に書いてあったことを思い出しました。
苫米地英人博士は「人は社会的な生き物なので自分のためだけに生きるのには飽きてしまう。真の喜びは社会をよくして人を助けることだ」といっています。

先日テレビで梅沢富雄という高齢の芸能人が900万円の腕時計をしていました。
それをみて本当に醜いと思いました。
それだけのお金を腕時計のようなものに使ってしまう知能。
自分が人生において何を成し遂げるかわかっていないからそういうものにお金を使ってしまうのです。

お金さえ払えば誰でも買える時計に何の価値があるのでしょうか?
お金は現時点では相当信頼があるかもしれませんが万能ではありません。
悪いことをして稼いだお金と人を助けて稼いだがお金を区別する方法がないためです。

暴力団の組長が覚せい剤で大勢の人の人生を台無しにして稼いだ金で高級時計を身に着けていますがこれの何が偉いんですか?

まじめに仕事をしてセイコーの時計をつけている人のほうがよっぽどかっこいいです。