以前ネットで見かけた記事に「プログラマに掃除はさせない」としている経営者の記事がありました。
プログラマに高い金を払っているのは掃除のような雑務をさせるためではない。
プログラミングという専門技能にのみ時間を使ってほしいという考えだそうです。
理解できます。
ドラッガーは経営の目的の一つは「人を活かすこと」だといっています。
作業を細分化してそのたった1工程のみを担当させるようなことは、してはいけないということです。
たった一つのことだけを繰り返し担当させるということはものすごく人間を消耗させます。
工場などの流れ作業は時計が全く進まず、10分が経過することが永遠に感じます。
それはたった一つの作業だけを担当させられているからです。
本来は複数の作業を本人の裁量で調整して実施できるようにすると「楽しく働くことができる」ようになります。
そういう意味において人間に単調作業をさせている企業はいわば人の命をお金に換えている企業であり、害悪であり、人を殺している企業といえます。
そういう仕事は付加価値が低いため、給料も低く、働いている人自身がぞんざいに扱われます。
ひどいですよね。
一番大変な仕事しているのに見下されて、ぞんざいな扱いを受けて、不況時には一番先にクビになるのです。
今後は人間がするべきじゃない単調な仕事は機械が行い、人間は人間がやるべきことをするようになるでしょう。
芸能とか、youtuberに可能性があるかもしれません。
さて、そういう意味においては1日のうちの限られた時間ならプログラマにも掃除のような雑務をやらせるというのはいいんじゃないかとおもいますがいかがでしょうか?
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