2020年6月3日水曜日

任天堂に学ぶヒット作の作り方

美味しいお店にはお客が来るのかと言えばそうではありません。

宣伝して存在を知ってもらわなければ誰も来ないのです。

任天堂は商品を欠品させます。
これが意図的かどうかわかりませんが、買いたいけど買えないという時期があるわけです。

これに宣伝効果があります。

品薄で行列ができているということがニュースになれば、どれだけ広告費をかけるよりも効果があります。

まず単純に他者による評価の効果があるわけです。
任天堂のCMで「今度のマリオはすごい」というよりも、マリオが手に入らなくて行列ができているというニュースのほうが効果的なのです。

そして話題なるので人々に口コミ効果によって訴求することが出来ます。
電車内で「並んでリングフィットアドベンチャーを買った」と話す人がいたら、その隣にいる人が、さっそくネットで調べるわけです。
これだけの効果を出すために広告費を使ったらいくらになるかわかりません。

まとめです。

すぐ手に入るものより、手に入らないものを人は欲しがる。
だから、わざと制限して、手に入らない状況を作る。




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