2020年6月3日水曜日

ハイパワーマーケティングに学ぶ令和の生き残り戦略

ハイパワーマーケティングという本があります。
マーケティングとは物が売れる仕組みを作ることです。
もっともよい方法は売らなくても勝手に売れていくことです。

例えば、高級ブランド商品は一切売り込まなくても欲しい人がたくさんいます。
信頼できるブランドというイメージを植え付けることに成功すれば勝手に売れていくのです。

自社だけの価値をアピールすることをUSPというそうです。
USPとはユニーク・セリング・プロポジションのことです。
独自の販売提案という意味です。

むかしすべてのビール会社は「うちのビールは純度がいい」という売り文句で販売していたそうです。

そんななか、シュリッツという会社は自分たちがビールを作る工程を公開しました。
どのような水を使っているのか?
どのようにビンを消毒しているか?
味をよくするためにどのような工夫をしているか?

これにより他社と差別化して10社ほどの競争を勝ち抜いて一位になったそうです。

最近、意識が高い人たちが「モノを売るな。ストーリーを売れ」と言いだしました。
これが全然ぴんと来ませんでした。
ストーリーなんか欲しくないでしょと思っていました。

重要なのは顧客に価値を提供するためにどのような熱意をもって取り組んでいるかとか、どんな工夫をしてるのかなど「その商品が良いものであることの根拠になること」を示すことだと思います。

まとめです。

他者と異なるアピールをしなければならない。
商品が信頼できることを裏付けるような熱意や工夫をアピールすること。


















0 件のコメント: