2011年5月19日木曜日

「原発事故で精神的苦痛」と都内男性が東電を提訴

東京電力福島第1原子力発電所の事故を巡り、不十分な情報公開などで不安が増大し、精神的苦痛を受けたとして、東京都内の臨床心理士の男性(46)が東京電力に10万円の慰謝料を求めて東京簡裁に提訴した。

これはごくごく当然のことだと思う。東電は「異常で巨大な天災地変について、対策を講ずる義務があったとまでいえない」として争うつもりらしい。だがM9.0レベルの地震も30m級の津波も過去に何度も発生していて、防災対策が不十分だという指摘もでていた。その上で対策を怠っていた東電には当然責任がある。またその後の対応が最悪で十分な情報開示をせず、いつも夜中に最悪の情報を報告する始末。

被曝には閾値というものがない。これ以下なら必ず安全という値がない。つまり都内だろうと今回の事故のせいで癌になる可能が十分にある。政府や東電が出す被曝量はプルトニウムについては計測していなかったり、内部被曝について計算していなかったりお粗末過ぎて話しにならない。

自分も水道水からヨウ素が検出されて以来、お米はペットボトルの水で炊いている。洗濯物も外には干せない。こういった負担に対して賠償するのは至極当然だと思う。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110519/trl11051912340002-n1.htm

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