原発作業員、特に最下層の労働者の実情が描かれている。
14ヶ月運行した原子炉は停止して定期点検をする。原子炉1基の検査には3000人から4000人の労働者が必要だという。その際には実際に人が原子炉の中に入る。そこで必ず被曝する。作業員は防護マスクを装着し線量計もつけることになっているが、実際は、暑さや息苦しさのためつけていられずに外して作業したり、アラームがなってもアラームをとめて作業こなさざるを得ない状況が日常茶飯事だという。
5年で100msvという被曝量も「この程度なら現実的」と暫定的に決められた値だ。決して安全な数字ではない。それ以前にアラームを外して作業するような現実があるため記録に残る被曝量と実際の被曝量は一致していないことがほとんどだ。
福島原発で働き、多発線骨髄腫で亡くなった長尾光明さん。 4年間の勤務期間中に東電社員と直接会ったことは一度もない。 |
安全だクリーンだという原発はこういった現場作業員の犠牲の上に成り立っている。
多くの人が癌や白血病で使い捨てにされることを前提とした、こんな発電方法は絶対に間違っている。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65737846.html
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