2019年2月10日日曜日
どれだけ稼いだかで威張るのはチンパンジー。本当に価値があるのはどれだけ助けたか。
ニコニコ動画にファミコン全カタログという動画があります。
これはファミコンのソフトを順に10秒程度で紹介していくというものです。
この動画には視聴者のコメントが載っています。
このコメントを見ると一つ気が付きます。
自分が遊んだことがるゲームで、良いゲームのところには必ず「これは神ゲー」とか「名作」とかのコメントがついているんです。
そして反対にクソゲーにはやはり「これはクソゲー」というコメントがついています。
当たり前といえば当たり前ですが、中には売り上げと評価がずれているゲームがあるんです。
例えば「ドラゴンボール 神龍の謎」というバンダイのゲームは相当売れたはずですが評価は低いです。
ファミコンの初期はどんなゲームでも売れたという時期があり、そこでいろんなメーカーがどんどん参入してクソゲーだらけになるというアタリショックのような構造があるわけです。
「ドラゴンボール 神龍の謎」はこのどんなゲームでも売れる時期で、ファミコンにも大量のクソゲーがあるという認識が染み渡る前の時期だったのでクソゲーでも売れたわけです。
よくネット上で「私は月収200マン円以上稼ぎました。」とか言ってる人がいます。
そういう人を見ると「本当にこいつはチンパンジーだな~。」と思います。
例えばイケダハヤトという人が「仮想通貨のことをブログに書いて4000万円稼いだ」といってますが、その4000万円がどこから来た野でしょうか?本質的にはイケダハヤトのブログから仮想通貨の口座開設をした人のお金じゃないんですか?
海のものとも山のものともわからない仮想通貨にお金を突っ込んだ人はほとんど損して終わってるでしょう。
その地獄の仮想通貨へ多くの人を誘導して稼いだ金じゃないんですか?
稼いだ額に注目して大金を稼いだからと威張っている人間はチンパンジーと一緒です。
一番大事なのはお客さんが満足しているかです。
よく、成功したラーメン屋の店長が黒いTシャツを着て腕組みをしてる写真を見ますが、あれも勘違いが甚だしいなと思いますね。
お客さんがラーメンを食べて「おいしい!」といってくれたことが一番大事なことなのに、稼いだ金額にだけしか目がいってないからそんな威圧的な態度になるんじゃないでしょうか?
資本主義は金儲けと倫理の両輪によって回るものです。
お店に商品を並べていても盗んだら罪に問われる仕組みができているから安心して商売が成り立つわけです。
金儲けだけを優先するならそれは人間の世界じゃなくてケモノの世界です。
バンダイのように儲かるからと有名マンガのタイトルを使ったクソゲーを作ってはいけません。
何年もたった後にも「これは神ゲー!」といわれるような仕事をしなければならないです。
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