2019年2月25日月曜日

本当にハワイに行きたいか?マスコミによって作られた価値観

苫米地英人博士の本、「頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める」という本に、「本当にハワイに行きたいか?」という部分があります。

なぜハワイに行きたいのでしょうか?

これはマスコミや旅行業者や航空会社が作り出した偽りの価値観なのです。
みんながハワイに行きたがるようになれば当然のように旅行業者は儲かります。
だから広告費を使ってみんながハワイに行きたくなるように仕向けてるわけです。

ブランド品もそうです。
あんな高額なカバン本当に必要ですか?
お金さえ払えば誰でも買えるブランド品をたくさん持ってることが本当に偉いんですか?

お金というのは現時点ではどういう手段で稼いだかを区別することはできません。
以前に文部科学省の佐野太という官僚が自分の息子を不正入学で東京医科大学へ入学させようとしました。

この官僚の息子の佐野貴徳が不正入学で医者になったとします。
不正入学で入ったとしても医者なら高収入になるでしょう。
そうして稼いだお金は普通の人が汗水流して稼いだお金と全然違います。
しかし現時点ではそれを識別する方法がありません。

どのような方法で手に入れたとしてもお金はお金なのです。
そのため覚せい剤で人の人生をめちゃめちゃにした暴力団が高級車を乗り回してるわけです。

お金を持っていれば偉いという考えは間違っています。

きちんと正しいことをしてお金を稼ぐべきですし、正しいことをして稼げないならそれは恥ずかしいことではありません。

悪いことをして稼いだ人間に比べたら、よっぼどましです。

話がそれましたがお金で買えるブランド品をたくさん持ってるから偉いなんてことは全然ありません。

むしろマスコミが作った偽りの価値観に踊らされたアホということです。

では本当に価値があることとは何でしょうか?

それは「世界をよくすること」です。

人間は社会的な動物です。
社会をよくすることが本当に価値があることです。

例えば宮崎駿が「風の谷のナウシカ」を作ってくれたでしょ?
あの映画のおかげで真のヒーローがどう行動するべきかがわかるでしょ?

宮崎駿は「1本の映画で世界なんか変わらないけど、それでも世界を変えるつもりで作らなきゃダメなんだ。」と言っています。
それだけの覚悟で映画を作ってくれたから、多くの人の心を揺さぶる映画ができたのです。

他にも何人もの宮崎駿がバトンをつないでくれているのです。
本当に大切なことはブランド品じゃないよ。
一番大切なものはお金じゃないよって。

この受け取ったバトンを未来につなぐことが最も価値があることなのです。



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