2019年2月24日日曜日

タナカキミアキに学ぶ営業の本質

経営コンサルタントのタナカキミアキさんの営業戦略が大変勉強になります。

タナカさんはあおば会計事務所という会計事務所をやっていて現在は新規のお客さんはお断りしているそうです。
つまりお客がいっぱいでもうこれ以上はこなせないというわけです。

創業当初は営業をしていたそうですが、「10秒だけの営業」ということで「こんにちはー。あおば会計事務所ですー。新聞置いていきます―。また来月来ますー。」といって自分で作った会計の新聞を置いていくだけだそうです。

一切売り込みをしないわけです。

連絡先が書いてある新聞を毎月持ってくるだけ。

ザイオンス効果といって人は顔を合わせる頻度が高いほど親近感を持ちます。
そして会計士が必要になったときには顔見知りに相談することになりますよね。

よく人脈というのは誰を知っているかでなく「誰に知られているか」が重要といいます。

会計士が必要になったときには会ったこともない人に頼むよりまず顔見知りのタナカさんに相談しようってなりますよね。

人は需要がないものを売り込まれても迷惑なだけで、必要があれば向こうから相談してくるのです。

だから顔だけでも知ってもらうということが大事なのです。

めちゃくちゃ賢いです。

営業の本質は人の問題を解決することです。

困っていることを解決してあげることが営業の本質なのです。

よく不動産営業などの営業電話がかかってきますよね?
彼らは自分の成績のために私利私欲で電話してるからみんなに嫌われているのです。

商売である以上、利益が出ないとつぶれてしまいますから自分の利益を優先するという要素があるのは事実です。

しかし自分の利益だけを追い求めるのもまた間違いなのです。

困っている人を見つけてその問題を解決してあげるということが本質なので、「あ、それなら隣の店にありますよ」と他の店を案内するという選択肢も視野に入れるべきなのです。





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