2019年2月7日木曜日

セルフイメージが世界を作る。堕落しなかった王子の話。

セルフイメージにより堕落しなかった王子の話



あるところに王子がいました。
王が亡くなったため、じきに王子は王位を継ぐことになります。

ところが王の側近が自分が権力を握るために王子を骨抜きにしようと企みました。

王子が即位するときまで王子を麻薬やお酒や女性などの誘惑が多いハーレムのような場所に入れておいたのです。

このまま順調にいけば即位のときには王子は快楽におぼれたダメ人間になっているはずでした。

何年もの時が過ぎて、即位のときが来て王子がハーレムから出てきました。

ところが、王子はいっさい堕落してませんでした。

ひどい環境でも勉強を怠らずめちゃくちゃ賢くなって出てきたのです。

そして悪い側近を追放し、国民のために心を砕く素晴らしい王になったのです。



セルフイメージがあればどんな環境でも自分がどうふるまうべきかがわかる。

この王子の寓話からいったい何がわかるでしょうか?

セルフイメージがいかに大事かということです。

王子は王様を尊敬していて自分も同じようになりたいと思っていたので、どんな環境にいても自分がどうふるまうべきかがわかったのです。

殺人犯について調べてみると、多くの殺人犯は「きっと自分はいつか人を殺すだろう」という考えを持っていたそうです。

こういう考えを持っていた場合、恐ろしいほど高い確率で実際に殺人を起こすことになります。

例えば街を歩いていて誰かに足を踏まれたような場合でさえ人を殺すような状態に発展する可能性があるのです。


セルフイメージは言葉が作る。

セルフイメージは言葉が作ります。

自分はどういう人間になりたいかを現在進行形で自分に何度も言い聞かせましょう。

「私はめっちゃ賢い!絶対に良い方法を見つけてどんどん良くしていくぞ!」

何か失敗した場合は「これは私らしくない!!」といって忘れましょう。

ピグマリオン効果といって期待をかけていくと実際に成果が出てくるものなのです。

太っている人は太っているというセルフイメージがあるためやせることができないのです。

やせている状態が本来の自分だと思い込むことができれば、当然のように食事の内容が変わって痩せてくるのです。





0 件のコメント: