2019年2月24日日曜日

コミュニケーションスキルが高いチーム

以前いたチームではSkypeをチャットツールとして使用してました。

このチーム、開発メンバーは私を含めて7人だったのですが、そのカルチャーにちょっとした特徴がありました。

文章によるコミュニケーションというのは対面のコミュニケーションよりも情報が少ないため、思ったより無機質に感じてしまいます。

まずこの事実を認識する必要があります。

そもそもこの事実を認識すらしてない組織がごまんとあると思うんですよ。

この以前いたチームではとにかくチャットの文章に「!」や笑顔の顔文字がよく使われていました。

「進捗を書き込んでください。」ではなく
「進捗を書き込んでください!(*^-^*)」という感じです。

確かめたわけではないんですが、これは「文字のみのコミュニケーションはギスギスしやすい」ということを認識していて意図的にやっていたことだと思うんですよ。

IT業界に多い人の気持ちがわからないようなオタク系の人は、気づきもしないと思うのですが、文字のみのコミュニケーションは思った以上にギスギスするんです。

そのことを踏まえて意図的に「私はあなたの味方ですよ」と伝わるようにコミュニケーションしようというチームって相当賢いですよね。

こういうチームって生産性が高いんですよ。
何か忘れたことがあったときにすぐに隣の人に聞けますからね。

「あれ?あの資料ってどこだっけ?」
「ちょい待って。えっと。。ほい」

これで済みますからね。

ギスギスしてるチームだと聞けないんですよ。
そのためメンバー同志が意地でも自分の力で解決しようとして自分でメールをあさったりして時間を浪費したりしてます。

聞くことは他人の時間を奪うことだから安易に聞くなという意見もあるのはわかります。

まあでもすぐ聞けるチームのほうが総合的に勝つでしょう。

少なくとも「文字によるコミュニケーションはギスギスしやすい」という事実にすら気づいてないチームでは相手になりません。














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