2011年6月6日月曜日

福島第1原発の吉田昌郎所長の注水判断


福島第1原発の吉田昌郎所長の判断をどう思うか?
3月12日の注水中断の問題の経緯をまとめると以下のようになるようだ。

原子力安全委員会の斑目春樹が、海水の注入による再臨界の可能性があると発言。

菅首相が注入の続行を危惧。

東電副社長の武藤が首相が判断するまで注水を停止することを決定し現場に指示。
(武藤は首相の懸念が的外れであることを認識していた。)

吉田昌郎所長は本店の指示を無視して注水を続行し続けた。

吉田所長は、会社の命に背いて注水を続けたことに加え、その報告を怠ったことの責任を問われ処分されるという話だ。なんという不条理。

東電の注水停止命令が明らかに間違えていたことは技術者なら誰でもわかることなのだから、吉田所長の判断は明らかに正しかったわけだし、この人がいなかったらどうなっていたんだろうと思う。

まず、余計なことを言って混乱を引き起こした斑目をどうにかするべきだ。

http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/05/27/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC1%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AE%E5%90%89%E7%94%B0%E6%89%80%E9%95%B7%E3%81%AE%E6%B3%A8%E6%B0%B4%E7%B6%99%E7%B6%9A%E5%88%A4%E6%96%AD/

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