2011年6月2日木曜日

山本太郎「何も行動しなければ、僕は自分を許せない」

年間20ミリシーベルトという数値を撤回させるため、福島から文科省を訪れた親たちとともに、山本は、「3月11日を機に、もう自分を守るのはやめたい」ときっぱり言った。「電力会社はメディアの最大のスポンサーですし、さまざまな事情はあります。でも、自分たちが守るべきものはなんなのか? 今、福島の子どもたちが、これから先、病気になるのはわかりきっている。まるで死刑台に向かって、列を作らされているようです。何も行動しなければ、僕は自分を許せない」と涙で声を詰まらせた。

母子家庭に育った山本は、女手一つで彼を育てた母親に守られ、たっぷりの愛情を受けて育ったことを自身の本「母ちゃんごめん 普通に生きられなくて」でつづっている。「大人は子どもを守るものだということを、僕は母親に教えてもらった。だからこそ、今こそ僕ら大人が子どもを守らなければならないんです」という山本は、「彼らを選んだのは僕たちなんだから、みんなに責任がある。大本営が発表したことをただ信じるのではなく、自分たちで異を唱えないと何も変わらない」と訴えた。
山本太郎がかっこよすぎる。写真は5月23日に文科省での20msv撤回のデモに参加した山本太郎だ。ツイッターで反原発発言を繰り返してきた山本太郎は原発発言が理由でドラマの降板が決定し、5月27日には所属事務所を辞めている。

山本太郎と直接電話で話した人によると「反原発の活動を始めたときからわかっていたことだし、元気だ」ということだ。山本太郎が降板させられたドラマは「TBS東芝日曜劇場「華和家の四姉妹」 東芝提供」であるという噂も広まっている。(東芝は原発メーカーとして高速増殖炉もんじゅの設置にも関わっている。)これはもちろん噂でしかないが、ひとつ間違いなく言えるのは、このドラマの関係者のうち誰一人として反原発発言をしていないということだ。

山本太郎が仕事を干されたというなら、今現在テレビに出ている全員がわが身かわいさからだんまりを決め込んだクズどもではないのか?

スマップが今回の震災で多額の寄付をしているが、東電がらみのスポンサーから多額の報酬を受け取り続けてきて、そのほんの一部を寄付として還元しただけにすぎないなら、スマップのことを手放しで賞賛することはできるのだろうか?


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