2011年6月7日火曜日

吉田所長「止めていたら死ぬかも」

福島県の地元の皆さんにご迷惑をかけたということ、これはこの事故が起こってから忘れたことはありません。本当に皆さんに申し訳ない。しっかり謝りに行きたいが、なかなかそういう状態にならない。そういう皆さんのためにも一刻も早く(事故を)収束させたい。サポート、応援いただければと思いますので、よろしくお願いします
福島第一原発の吉田昌郎所長の言葉だ。この人は東電社員にしては比較的まともだと思う。

下のリンク先にて吉田所長のインタビューを読むことができる。
東電本社からの海水注入の中断指示を無視した理由について 「ひと言で言うと、あの時点で現場は生きるか死ぬかでしたから、もし(海水注入を)止めていたら死ぬかもしれない。そういう気持ちでいたということはお伝えします」と答えている。

また本社へその旨を報告しなかった理由については 「忙しかったからですよ。1号機だけでなく2号機、3号機も危機的な状態が続いていた。その後も海水が漏れたり事象が起きていました。(報告を)忘れてはいないですけれども、いちいち前に戻ってどうのこうのではなく、第三者委員会ができれば、きちんと経緯を話そうと思っていた。タイミングが若干遅れたということ、非常に申し訳なく思っています」と答えている。

そもそも注水中断指示自体が理不尽なのだ。例えるなら火事のときに放水作業を止めろというようなもの。吉田所長にしてみれば「何を馬鹿なこと言ってるんだ。いいよ放水続行!」という感じだったんだと思う。


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110606-00000013-jnn-soci

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