2011年6月2日木曜日

福島市高校生「いっそのこと原発なんて全部爆発しちまえばいいんだ!」

下は新聞の投稿欄に投稿された定時制高校の男性教諭の投稿だ。
男子生徒の原発についての発言を記載している。

この男子生徒の発言はもっともだ。このような事態を引き起こした張本人たちは全個人資産を売却して償うべきだ。一から十まですべて許せなさ過ぎてどこまで怒ったらいいのかわからないくらいだ。ソ連がチェルノブイリ事故を起こしたときに日本政府はソ連の情報隠蔽を批判したそうだが、現在の日本政府の対応は当時のソ連よりもお粗末この上ない。こんな国家に納税する必要なんてない。
授業で原発のことに触れた。「3号機が不調のようだね」と言うと、4年の男子生徒が怒ったようにこう言った。「いっそのこと原発なんて全部爆発しちまえばいいんだ!」

内心ぎょっとしつつ、理由を聞いた。「だってさあ、先生、福島市ってこんなに放射能が高いのに避難区域にならないっていうのおかしいべした(でしょう)。これって、福島とか郡山を避難区域にしたら、新幹線を止めなくちゃなんねえ、高速を止めなくちゃなんねえって、要するに経済が回らなくなるから避難させねえってことだべ。つまり俺たちは経済活動の犠牲になって見殺しにされているってことべした。俺はこんな中途半端な状態は我慢できねえ。だったらもう一回ドカンとなっちまった方がすっきりする」

こういう絶望の声は他の生徒からも聞く。震災でアルバイトを失った2年生は吐き捨てるように言った。「なんで俺ばかりこんな目に遭わなくちゃなんねんだ。どうせなら日本全部が潰れてしまえばいい!」

一教師として応える言葉がない。ぐっと堪えながら耳を澄まし、高校生にこんな絶望感を与える政府に憤りを覚える。

http://plaza.rakuten.co.jp/KUMA050422/diary/201105310000/?scid=wi_blg_snpost_user

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